雪の大谷とディスカバーぎふ 3日目

luckytamtam2011-05-07

6時前に起床。
軽くシャワーだけ浴びた後、散歩も兼ねて、朝の白川郷を徒歩で観て回る。
といっても店とかはまだ閉まってるので、ホントに見るだけ。
南西に見えるまだ雪景色の白山と、合掌造りの集落とのコントラストが見事だった。
#ちなみに、白山スーパー林道は、バイクでは進入出来ず、当面行く機会はなさげ。
#なので、ここで遠目からたっぷり堪能しておくことにするw

7時頃に戻ると、朝食の準備が出来ているとのことで頂く。
メニューは、朴葉味噌、冷や奴、味噌汁、生卵、白飯等々(あと数品あった)。
食事後、お代(8,400円)を払って8時頃に出発。
#ちなみに、白川郷では何処に泊まってもあまりお代に大差は無い。

photos.app.goo.gl


出発後、まずは北東の牛首峠に向かって伸びている、牛首林道の入口へ。
昨日の2つの林道が駄目だったので、期待せずに行ったがやっぱり駄目。
途中から完全に雪に埋もれていた。
北陸の林道は、6月入ってからじゃないとほぼ駄目そうだな〜


白川郷〜R156〜岐阜

気を取り直して、国道156を南下、岐阜方面へ。

途中、帰雲城跡という看板があったので立ち寄る。
帰雲城というのは戦国時代にこのへんにあったらしいが、帰雲山の土砂崩れで一夜にして城下町共々埋没してしまったらしい。
しかも、その土砂崩れがふもとの庄川を遮り、付近一帯が天然のダムと化してしまったため、その後四百年近く放置されて、今では正確な場所すら分からなくなっているらしい。
ここには、一応碑は建っているものの、あくまで予想される候補地の一つに過ぎないとのこと。
手付かずの遺跡なので、埋蔵金伝説もあるとか。
#ちなみに、上記の話は、ここではなくて民宿のパネルで知ったw

暫く走っていると、ひるがの高原に到着。
立ち寄ったが、全体的に閑散とした雰囲気。
春はあまりメインではないのかしらん。
せっかくなので、ちょっとでも高原っぽいものをと思い、たかすファーマーズに寄り、ヒルガニアン珈琲(168円)とセラチーズケーキ(198円)を頂く。
濃厚で美味しかったが、特筆すべきほどでもないか。
ついでに、駒ヶ滝にも立ち寄り。
あまり派手な滝ではないものの、国道沿い(本当に国道の真横にある!)なので気軽に観れるのはちょっといい感じ。

お昼には、せっかくなので鶏ちゃんを食べたいと思っていたが、食べることが出来る場所は下呂に集中しており、こっちのルートでは食べられるところが少ない。
道の駅明宝では食べることが出来るらしいが、山向こうでおまけに抜け道が全く無い。
仕方が無いので、郡上で数少ない食べられる店である、焼肉木島で食べることに。
…これが失敗。
まず、店が汚い。私以外に客がいない。
店にいるのは、半分ぼけたような感じのお婆さん一人だけで、あまり話が通じない。
何とか鶏ちゃんは食えたものの、ライスもまともに注文出来そうになかったので水だけで食う。
そして、息子の嫁の苦情を延々と聞かされるw
不味くはなかったのが唯一の救いか…でも、二度と行くことは無いだろう--;
ちなみに、値段は600円だった。

昼食後、あまり満足できなかったこともあって、20kmほど先の道の駅美並に立ち寄り。
明宝ハムのフランクとみたらしを食した。

さらに走ること30km、特筆すべきこともなく岐阜市内に到着した。


岐阜〜R21〜R258〜K213〜K56〜K96〜養老の滝

岐阜からは、国道21号線を経由して国道258号線に入り、三重は桑名方面へ。
非常に走りやすい幹線道路で、信号も少なめなので快適。

途中、県道213号線を西に曲がり、最後の観光ポイントである養老の滝へ。
養老山のふもとにも駐車場があるが、滝まではかなり遠いため、滝に一番近い(養老の滝より高い場所にある)駐車場に停める。
少し降りると(300mくらい)、滝が見えてきた。
ちゃんと観たのは初めてだが、さすがに大きい。
天気も良かったので、観光客は結構多かった。
帰りは登りになるので、結構へばる。
養老山麓サイダー(190円)と養老山からの景観でパワーチャージして、養老の滝を後にした。
#帰り道をちょっと間違えたのはご愛嬌。


養老の滝〜K213〜R258〜桑名

とりあえず国道258号線完走のために、県道213号線を引き返す。
三重県との県境を越え、後で走る国道421号線の分岐を無視して(というか気付かなかった)、2日前に走った国道1号線を横切り、桑名に到着。


桑名〜R421〜近江八幡

桑名には、国道258号線完走のために来ただけなので(笑)、すぐに国道421号線の始点に移動、滋賀は近江八幡までのトレースを開始。
始点付近は、駅前道路のせいか大渋滞。
暫く走ると、さっき走ってきた国道258号線に合流。
とはいえ、重複区間はわずか1kmほど。
西別所の交差点(というよりジャンクション)から、また国道421号線は分離。
#ここのジャンクションが曲者で、桑名からいなべ・近江八幡方面へ向かう際、加速車線が非常に短い。というか無い。
#そのせいで、充分に加速して〜と思いながら入ったらいきなり車線が無くなり、おまけに車が来ていたので、危うく事故りかけた…><

いなべまでは、市街地のためか曲がり角が多く、非常に走りづらい。
いなべを過ぎると、石榑峠越え。
道が細く、酷道として有名な道だが、実は最近トンネルが開通したため、非常に走りやすくなっている。
ちなみに私は、その酷道のほうを走りに来たのだが(苦笑)、残念ながら崩落でもあったのか、通行止めになっていた。
トンネルで石榑峠をあっさりパスすると、滋賀県入り。
その後も道は細いものの、それほど走りにくい道でもない。
そのせいか、前方をトラックが道を塞いでおり、追い越しをかけられるような道幅でもないということもあり、非常にイライラさせられる。
#ていうか、このトラック、トンネル抜けた直後にこっちを抜いていったんだよね…追い抜いた挙句通行の邪魔をするってどうなのよ…
#他にも、全体的に三重のドライバーはマナーが悪い気がした。

その後も、渋滞の列はどんどん伸びていき、ますます追い越しをかけることが出来なくなり、イライラがMAXに到達しそうなままに近江八幡に到着した。


近江八幡〜R8〜R1〜R2〜兵庫

一応、この時点で旅行の目的は全て完了。あとは自宅に変えるだけ。
道の駅竜王かがみの里で一息だけ入れて、国道8号線国道1号線国道2号線を乗り継ぎ、兵庫の自宅を目指す。
もうほぼ日は暮れ始めており、自宅まではまだ3時間以上かかるが、勝手知ったる道なので何とかなるだろう。
…と思っていたのが甘かった。
なんかGoogleナビが国道1号線以外のルートを示しているので、少しでも早くなるかな?と思いながら曲がったら、妙に細い道だったり、
やっとこ国道1号線に再合流したかと思いきや、なんか私の知ってる国道1号線と全く違うし><
私の知らない間に第二京阪道路とか言うのが出来ていて、なんか国道1号線はその側道扱いになってる…
全然勝手知らない道になっていたので、途中で間違えて道を逸れて(有料道路に乗せられると勘違いした)下道で迷ったりして、かなり時間をロスした。
#後で地図を確認してみると、私の知ってる従来の国道1号線は、もう一本奥(北西側)を通っていた。
#そりゃ勝手知らないわけだわ…実際知らない道を走ってたんだからw
結局訳がわからないままに延々とナビに従って走り、どうにか国道2号線に合流。
あとは、今度こそ本当に勝手知ったる道^^;
最後の最後に、少し雨に降られたのもまぁご愛嬌。

結局、22時前に自宅に到着。
結構掛かっちゃった…晩飯も結局食わずじまい。


本日の移動距離は426.5km、総移動距離は1142km。
立山白川郷は素晴らしかったが、結局林道は全く走れなかったのがちょい残念だった。