青春18きっぷで行く中国・九州SL紀行 4日目

luckytamtam2012-03-24

05:55の電車に間に合うように起きる予定だったが、疲れていたのか寝過ごし><

本日はSLやまぐち号を堪能した後、米子まで行く予定だったが、SLやまぐち号の時間までかなり余裕があるため、あちこち寄り道を予定していた。
そのへんの予定を削れば、遅れは充分取り戻せるはず。
気を取り直して、ホテルを出発。

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06:26 小倉〜(JR鹿児島本線山陽本線(下関行))〜下関 06:41

30分後の電車で、とりあえず下関まで出る。
ちなみに、行きの下関〜小倉間と同型。
本当は門司で乗り換え、門司港まで行く予定だったがパス。
この時点で、遅れは取り戻せた。
鹿児島本線、門司〜門司港間だけ未乗車になっちゃったけど…またいつか機会はあるはず…

下関で駅弁の元祖ふくめしを買おうと思っていたが、駅構内改修の為、売っていなかった。


06:53 下関〜(JR山陽本線(新山口行))〜新下関 07:02

下関〜新下関間は、緑のラインカラーの初めて見る列車。
本当は宇部まで乗る予定だったが、駅弁が諦めきれず新下関で降りるも、まだ入ってきていないとのことで買えず。残念…
仕方がないので、ふくっ子ちくわ(10個、780円)だけ購入。


07:18 新下関〜(JR山陽本線(岩国行))〜宇部 07:59

新下関宇部間は、黄色いボディカラーのちょっと古めのタイプ。
この電車でも、スケジュール的には問題無し。


08:07 宇部〜(JR宇部線(宇部岬行))〜宇部岬 08:30

宇部からは宇部線に寄り道。
小野田線にも寄り道したかったが、時間的に難しいのでパス。

宇部宇部岬間は、青と赤のラインカラーの三両編成で、あまり見ないタイプ。
時間帯の都合もあって、学生が多かった。


08:48 宇部岬〜(JR宇部線(新山口行))〜新山口 09:31

宇部岬〜新山口間は、宇部宇部岬間と同型だが、黄色いのボディカラーの二両編成。

ここで昨日買ったおやつのチーズ饅頭を頂く。
ちょっと甘めのケーキっぽい生地に、プロセスチーズが入っている。
試食で食った洋風チーズ饅頭の方が美味かった。

宇部線にはそれほど見所は多くなかったが、常盤駅前は海水浴場に近く、深溝〜上嘉川間は田園風景と山並みが綺麗だった。

新山口では1時間強の待ち時間があったので、売店を物色して、SL弁当(780円)を購入。
また、会社用のおみやげとして、あがりませSLやまぐち号(630円)を購入。
#箱がSLの形をしているので、ある意味分かり易いかなーってことで。


10:48 新山口〜(JR山口線(津和野行)SLやまぐち号)〜津和野 12:46

新山口〜津和野間は、旅の目的その2、SLやまぐち号
今日は今年度の運転初日だったようで、新山口ではオープニングセレモニーを開催していた。
人混みの中暫く待っていると、ナベヅルを象った、黄色い「やまぐち」のヘッドマークを付けた蒸気機関車のC57 1が、客車五両を牽引して入線してきた。
SL人吉と同様、全席指定だが快速扱いなので、普通乗車券(青春18きっぷでOK)と指定席券(800円)だけで乗れる。
ちなみに客車は全て内装が違い、津和野行きの場合は、先頭から順に大正風、明治風、昭和風、欧風、展望車風となっている。
大正風の客車には密閉式の、展望車風の客車には開放式の展望デッキが付いている。
しかし、新山口行の場合、順番が逆になり、展望車風の客車の前が蒸気機関車となるため、煤煙を防ぐため展望デッキは閉鎖されてしまう。
今回は津和野行なので、指定席は展望車風の客車にした。
#しかし、展望デッキに行くなら指定席は無関係なので、欧風のほうが良かったかも。
残念ながら、座席は進行方向とは逆の左側。
基本的にボックス席しか無いので、家族連れと相席だった。

発車すると、運転初日ということもあり、ちびっこ車掌が挨拶に来たり(石炭の入った小瓶を貰った)、くじ引きをしたり(ハズレでも山口銘菓の「おいでませ」を貰えた)。
線路沿いには撮り鉄が鈴なり。トンネルの手前とかどうやって来たんだって感じw
暫くしてから展望デッキに出て、周囲の風景や空気を楽しむものの、人が非常に多い&煤煙が目に入ってコンタクトがちょい痛かったので10分くらいで戻ったり。

景色を堪能しながら、さっき買ったSL弁当を頂く。
白ご飯と寿し飯に、おかずはからあげ、白身魚フライ、ごまめ、煮物、漬け物等。
幕の内系で、特筆すべき点は無し。
さっき貰った「おいでませ」も頂く。
こっちは羊羹というかういろうというか。抹茶と小豆の2つが入っていた。

津和野では、駅弁に山菜弁当つわぶき(840円)を購入。
津和野の街並みは、山陰の小京都とも言われる美しさらしいが、知らなかった&待ち時間が20分弱しかなかったのでスルー。


13:04 津和野〜(JR山口線(益田行))〜益田 13:46

津和野〜益田間は、黄色と白のツートンカラーの二両編成。三次〜広島間と同じやつ?
#ちなみに新山口発なので、益田まで出たいだけであれば、SLやまぐち号に乗る必要性は全く無いw

益田では1時間強の待ち時間があったので、さっき買った山菜弁当つわぶきを頂く。
山菜ご飯が中心だが、おかずは鮎、つわぶき(きゃらぶき)、煮物、緑豆、漬け物とややかぶり気味。
SLが通るような所は、鮎が住んでいるほど川が綺麗な所が多いのか?w


15:11 益田〜(JR山陰本線(浜田行))〜浜田 16:01

益田〜浜田間は、青と水色のラインカラーの一両編成。色は違うが、備後落合〜三次間と同型?
さすがにこの区間日本海が綺麗。


16:03 浜田〜(JR山陰本線(米子行))〜温泉津 16:51

浜田〜温泉津間は、朱色のボディカラーの二両編成。色は違うが、日南線(宮崎〜志布志間)と同型?

米子行だが、温泉に入るため、途中温泉津で降りる。
温泉街までは徒歩20分ほど。
世界遺産石見銀山の一部として扱われている、趣のある古い町並み。
薬師湯という温泉に入る予定だったが、間違えて泉薬湯という温泉に入ってしまう(300円)。
#出てから気付いた。まぁどっちも元湯だったのでいいか…
昔ながらの銭湯のような風情で、水道が付いていないので直接温泉からかぶり湯する。
湯船は3つあり、1つ目は40〜42℃の熱めの湯、2つ目は同じ湯の座り湯、3つ目は44〜46℃の江戸っ子御用達。
飲んでも健康にいいらしい。
熱いお湯ばかりであまりゆったりとは出来なかったが、非常に体が温まり、帰りは寒風が吹き荒れていたがあまり寒く感じなかった。


18:36 温泉津〜(JR山陰本線(米子行)アクアライナー)〜米子 20:54

温泉津〜米子間は、グレーや銀を基調に赤をアクセントにした新しそうな列車、快速アクアライナー。二両編成。
大田市〜西出雲間はノンストップ。

もうすっかり日は落ちていたので、ひたすら仮眠。

米子駅から徒歩5分ほどのホテル真田に宿泊。
事前予約していたこともあり、シングルで3,000円、しかも朝食付き。
晩飯を食べていなかったので、フロントで出掛ける旨を話すと、隣にある味楽という居酒屋と提携していて、そこでなら夕食を割引価格で食えるとのことなので、そちらで食うことに。
この日の夕食の献立は、刺身(鯛・ハマチ)、焼き魚(鯖)、天ぷら(野菜とかき揚げ)、竹輪や牛蒡の炊き合わせ、吸い物(わかめ)、茶わん蒸し、ご飯、漬け物(大根)。
通常1,300円のところを、ホテルの割引券を使えばなんと840円!
ボリュームがあり、味も全体的に美味しく、1,300円でも安いくらい。非常に大満足。
実質、一泊二食付きで3,840円のようなもので、また来たいと思った。


本日の交通費は、4660+1890+800=7,350円のところを2300+800=3,100円。