青春18きっぷで行く中国・九州SL紀行 最終日

luckytamtam2012-03-25

06:00に起床、朝食(パン、コーヒー、ゆで卵)を頂いてからホテルを出発。
本日は、境港に立ち寄った後、伯備線で岡山まで下りて、そのまま帰宅の予定。

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07:30 米子〜(JR境線(境港行))〜境港 08:13

まずはゲゲゲの鬼太郎で絶賛町興し中の境港へ向かうべく、境線に寄り道。

行きの米子〜境港間は、二両編成で、後ろの列車はピンクを基調とした、ねこ娘のラッピング列車。
車内もラッピングで、天井にはでかいねこ娘の絵、座席にもねこ娘の絵ががあしらわれている。
#ちなみに前の列車は朱色のボディカラーの普通の列車。
車内アナウンスも目玉おやじとこなきじじいの声だったり、境線の各駅に妖怪名の愛称が付けられていたりと、いきなり鬼太郎尽くしな感じ。

境港では、駅前でいきなり執筆中の水木しげるを模したブロンズ像がお出迎え。
駅から伸びている商店街には水木しげるロードという名称が付いており、道沿いに妖怪を模したブロンズ像などが多数設置されている。
#オープン時には23体だったらしいが、現在では130体以上あるらしい!
最初のうちは珍しさから1体づつ写真を撮っていたが、とても50分の待ち時間じゃ間に合わなそうなので、途中から見るだけに。
個人で寄贈されているブロンズ像も多く、神坂一(「スレイヤーズ!」の作者)の名前なんかもあった。
水木しげる記念館はまだ開いてない&時間が無いのでパス。


09:20 境港〜(JR境線(米子行))〜米子 10:06

帰りの境港〜米子間は、二両編成で、後ろの列車は黄色を基調とした、ねずみ男のラッピング列車。
車内のラッピングは青で、基本的にねこ娘とねずみ男の違いだけ。

境線の境港駅付近には「山陰鉄道発祥之地」の碑があるらしいが、降りた時には見つけられなかった。
車内から一応見つけることは出来たものの、想像以上に小さく、チラリとしか見えなかった。

米子では1時間弱の待ち時間があったので、米子名物の吾左衛門弁当(1,220円)を購入。
また、売店で試食させてもらった焼きおこしが美味しかったのでこちらも購入(10枚、530円)。


11:02 米子〜(JR伯備線(播州赤穂行))〜井倉 13:23

ここからは伯備線中国山地越え。

米子〜井倉間は、新下関宇部間と同型の二両編成。

伯耆大山伯耆溝口間では、左手に見事に冠雪した大山を見ることが出来た。
また、岸本〜生山間は、概ね日野川に沿って走るということもあって、全体的に景色は良好。
気温は低めで外には雪が舞っているが、車内から眺める雪もオツなもの。

先ほど購入した吾左衛門弁当を食べながら景色を楽しむ。
名前にもなっている吾左衛門寿司(2切れ)の他、かに寿し、栗おこわも入ったご飯大盛りな弁当。
中でも鯖寿司を昆布で巻いて締めた吾左衛門寿司は、鯖の脂のマッタリ感と酢締めの昆布のサッパリ感程好くマッチして絶品。
今回の旅行で一番美味い駅弁だった。

生山〜足立間は特に山深いのか沿線沿いにあちこち積雪しており、特に新郷駅などはホームに積もるほど吹雪いていた。
#2日前は暑くて一日中コート脱いでたのに…w
ちなみに、備中神代〜新見間は芸備線との重複。
但し、間にある布原駅だけは伯備線の駅としては扱われておらず、通過する。

雪の影響もあってか、井倉には20分遅れで到着。
吹雪いていたらどうしようかと思っていたが、幸い少し前に雪は止んでいたので、予定通り降りることに。
待ち時間は1時間強しか無くなってしまった。

目的地の井倉洞までは、平坦な道程で片道徒歩15分くらい。
途中、蒸気機関車D51 838が展示されているのを発見。
#今回の旅行、SLに縁があるなぁ…w
とりあえず井倉洞の入口には着いたものの、観光には40分ほどかかるとのことで、残り時間のことを考えると結構ギリギリ。
結構入洞料が高かったこともあり(1,000円)、一瞬迷ったが急いで回れば大丈夫だろうと思い入ることに。
…これがある意味失敗。
洞窟内は極めて狭く、屈んだりカニ歩きしたりしないと抜けられない箇所が多い。
#リュックなどは所々下ろさないと無理。
しかも、洞窟は平坦ではなく、かなりキツめの登りとなっており、少し歩いただけでヘトヘト。
途中近道があったので、思わずリタイアしてそっちから帰ろうかとも思った^^;
何とか30分ほどで抜けたが、もっとマッタリ観光したかった…
洞窟内部に川や滝があったりと、それなりに興味深い所だったんだけどねぇ〜


14:59 井倉〜(JR伯備線(播州赤穂行))〜岡山 16:22

大急ぎで駅まで戻ってきたものの、列車は3分遅れ。

井倉〜岡山間は、さっきと同型の三両編成だが、内装がまるで違い、JR神戸線の快速などでよく見る可動式の座席。
一気に戻ってきた感がw

(新見〜)井倉〜豪渓間は高梁川に沿って走るため、概ね景観は良いが、洞窟散策でクタクタになったためあまり見ていなかった。
倉敷からは、おなじみの山陽本線に合流。

岡山で、晩飯に駅弁の豚とこTON(950円)を購入。
しかし、レンジで温めた方が美味しいと書いてあったので、結局家に着くまで食わず。
#ちなみに、家で温めて食ったが、あまりたいしたことなかったw


16:44 岡山〜(JR山陽本線(姫路行))〜姫路 18:09

代わりに、姫路で1本列車を見送り、4日前に食べ損ねた肉天えきそば(400円)を頂く。
#肉天は、梅田のフードコートでも食えないんだよね…


18:26 姫路〜(JR東海道・山陽本線(長浜行)新快速)〜神戸 19:02


19:04 神戸〜(JR東海道・山陽本線(西明石行))〜兵庫 19:06

あとは、概ねおなじみの列車で兵庫まで。
#1駅過ぎて、バックするという手が使えるのも青春18きっぷの特権w


本日の交通費は、320+1890+3570+120=5,900円のところを2,300円。
買えない駅弁が多かったこと、寝過ごしで門司港に行けなかったことを除いては、概ね予定通りで楽しめた。