青春18きっぷで目指す青函トンネルの旅 最終日

luckytamtam2009-08-30

05:00頃に起床。外を見ると、埼玉県の大宮駅だった。
暫くすると、東京都の新宿駅へ到着。

最終日の目的は、飯田線を堪能すること。

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05:18 新宿〜(JR中央線下り)〜高尾 06:13 普通

まずはJR中央線で、高尾駅まで移動。
早朝にもかかわらず、かなりの乗車率で、さすがは東京といった感じ。
とはいえ、立川を過ぎると一気に乗車率は減り、終点の高尾まで行く人はかなり少なめだった。


06:14 高尾〜(JR中央線下り)〜上諏訪 08:55 普通

東京都最後の駅である高尾駅で乗換え、神奈川県をかすめ、山梨県を抜けて長野県の上諏訪駅へ。
かなり古いタイプの電車だったが、灰皿を取り除いた跡があったり、ドア横の二人掛けのシートの横に、現行の電車と合わせるためにアクリル板が取り付けてあったりして、微笑ましかった。
勝沼ぶどう郷駅や、すずらんの里駅付近では、いかにも信州らしい自然の山間が楽しめた。

上諏訪駅で、乗換えの為下車。
乗換え時間は30分無かったが、駅の構内に足湯の施設(無料)があったので、つい利用してしまう。
昨日からの足の疲れを少しでも癒したかったが、まだ癒し足りない^^;

朝食をどうしようかと考えていたところ、有名な駅弁である峠の釜めし(900円)を発見。
事前情報では売っていると知らなかったので(本来は横川駅の駅弁)、ちょっと嬉しい。勿論購入。
あとは、昼食用に駅弁のとりめし(610円)を購入。こちらも本来は塩尻駅の駅弁らしい。


09:19 上諏訪〜(JR中央線下り〜JR飯田線上り)〜伊那上郷 11:57 普通

上諏訪からは、飯田線経由で愛知県の豊橋駅まで直通の電車が日に数本出ているので、その電車に乗る。
風情あるローカル線の電車をイメージしていたが、綺麗な電車で吃驚。
座席も、可動式のボックスシートで、座り心地抜群。

まずは、飯田線に入るまでに、峠の釜めしで朝飯にする。
まだ温かさが残っており、非常に美味だったが、別添のケースに入っていた漬け物を食うのを忘れていたw
後で昼食と一緒に頂くことにしよう。

辰野駅を過ぎると、JR東海の管轄となり、いよいよ飯田線へ。
私以外の乗客も、ほとんど飯田線自体が目的らしい。
しかし、前半部は適度に片田舎な感じで、景色を楽しむには中途半端かな?電車も適度に新しい為に、風情も無いし。

伊那上郷駅から下山村駅の間は、電車と競争出来ることで一部で有名な区間
伊那上郷から歩く場合、下り坂なので初心者でも勝てやすい。
今回は足の疲れがひどいので、ギリギリまで競争するかどうか悩んでいたが、伊那上郷駅に着いたら下車していたw
仕方が無いので頑張って歩く。
下山駅まで27分以内に行けば勝てる計算で、距離は大体2km位。
下りなので通常なら楽勝だが、想像以上に足が痛い><
一応、2分前に到着したが、本当につらかった〜


12:24 下山村〜(JR飯田線上り)〜天竜峡 12:43 普通

という訳で、さっき降りた電車に無事乗車。他に乗っていた乗客に笑われたwww
ちなみに伊那上郷駅から下山村駅の間を歩くと、飯田駅はスルーすることになる。まぁ、普通に都市部だと思うのでいいけどw

この電車は愛知県の豊橋駅まで直通だが、せっかくなので天竜峡駅で下車して、天竜ライン下りを楽しむことに。
天竜ライン下りは、天竜峡〜唐笠までの区間を、天竜川を舟で下って(40〜50分位)楽しむというもので、料金は2,900円。
唐笠からは、電車がある時間は電車で、それ以外の時間は専用バスで天竜峡まで帰ることになる。
日差しは強いが、水しぶきが気持ち良く、また乗務員さん(女性)が方言で話すC調な解説も軽妙で、なかなか楽しめた。
途中で売店用の舟(無人)があり、そこに乗務員さんが素早く乗り換えて、売店の店員になるところも面白かった。
唐笠からは、電車がある時間だったので、電車で天竜峡まで戻った(180円、但し青春18きっぷ利用)。

天竜峡に戻ったら、とりあえず待合室で昼飯。
買っておいたとりめしを頂く。こちらも味は上々。
でも、朝に食わなかった漬け物のことをまた忘れており、結局捨ててしまった。勿体無い…

まだ結構時間が空いていたので、五平餅でも食べられないかな〜とそば処黒田という店へ。
…これが大失敗、手酷い門前払いで非常に不愉快な目に遭った。
客として来ているのに、結果として客にならない人に対するぞんざい・尊大な態度はあまりに非道い。
正直、潰れてしまえ!と思った。


15:06 天竜峡〜(JR飯田線上り)〜豊橋 18:13 普通

本日のメインはほぼ終了。静岡県をかすめて、一路愛知県の豊橋駅へ。
乗ってきた電車とは違い、こちらはいかにもローカル線ってな感じの電車。編成数が少ないのか、乗車率は高めだった。
天竜峡〜唐笠間は、結果的に上り下り両方楽しむ形になった。この付近から静岡県の県境あたりは、特に景色が素晴らしいあたりで、飯田線秘境駅と呼ばれる駅も、このあたりに集中している。
途中の駅から、さっき私を笑っていたカップルが乗ってきた。どうやら、秘境駅を楽しんでいたもよう。
愛知県に入るころには、再び適度に片田舎な感じの景色に戻った。

豊橋で晩飯の予定だが、兵庫まで帰ることを考えると、20:08が最終電車となるため、あまりゆっくりはしていられない。
一応、目的のお店であるきく宗は駅から10分くらい。足はクタクタだったが、頑張って歩いた。
晩飯の詳細は別記。


19:36 豊橋〜(JR東海道線下り)〜米原 21:35 新快速


21:41 米原〜(JR東海山陽線下り)〜野洲 22:16 快速


22:21 野洲〜(JR東海山陽線下り)〜神戸 23:44 新快速


23:45 神戸〜(JR東海山陽線下り)〜兵庫 23:48 普通

これで全ての予定は終了。
後は、行きに来た路線を一気に帰るだけ。
豊橋を若干だけ早く出たので、なんとか0時までに帰れた。


JR料金は、10,370円(10,190円+180円)のところを青春18きっぷ1回分で2,300円。
他の交通費(…と言っていいのかw)は、2,900円。


今回の旅行では、歩くシーンが多すぎたw
帰って足の裏を見ると、大きなマメ(とういか水ぶくれ)が3つも出来ていた。そら痛いわw
でも、なかなか充実していて楽しかった。