国道を巡る旅(国道307号、国道157号)

luckytamtam2012-08-09

GWに引続き、国道トレースをメインにしたツーリング。
行き先は避暑を兼ねて信州方面になったので、ついでに奥飛騨温泉郷乗鞍岳上高地も楽しむ方向で。

本日は、国道307号と国道157号をトレースしながら、金沢を目指す。

という訳で、05:00頃に出発。

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神戸〜R2〜R1〜枚方

まずは勝手知ったる国道2号〜国道1号で、大阪は枚方の国道307号との交差点まで出る。
東行きは朝日が眩しいぜ…w


枚方〜R307〜彦根

枚方からは、国道307号にスイッチ。
この道は2005年に一度走っているが、全走していない&かなり前になるので、あらためて全走する。

走り出すと程無く、京田辺に入る。ここから京都府
慢性的に渋滞気味で、あまり印象無し。

京都府に入って25kmほど進むと、狸の置物で有名な信楽町に入る。ここから滋賀県
道路沿いにも、信楽焼の工房や店が多数見受けられた。
信楽町では7kmほど国道422号との重複区間あり。

途中、紫香楽宮跡に立ち寄り。

信楽町からさらに20kmほど走ると、甲南町に入る。
さらに10kmほど走ると、日野水口グリーンバイパスに入る。
昔は有料だったらしいが、2010年に無料開放されたらしい。

日野町に入り、日野水口グリーンバイパスを抜けると、すぐに国道477号の交差点がある。
2005年に走った時は、ここから国道477号にスイッチして四日市方面に向かったが、今回はそのまま北上して彦根に向かう。

彦根の手前、多賀町多賀大社に立ち寄り。
イザナギ神やイザナミ神が奉られているらしいが、出雲や伊勢と比べると、やや小ぢんまりとした印象。
入る前に、入口前の多賀やさんで糸切餅(100円)を頂いて一服。

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こしあんにわずかに塩味があり、塩見饅頭を彷彿とさせた。

多賀大社前から彦根国道8号交差点までは、国道306号との重複区間

国道8号の外町交差点で、国道307号は終了。
全体的に、印象の薄い国道だった。


彦根〜R8〜R21〜岐阜

彦根からは、国道8号を7.5kmほど北上して国道21号にスイッチ。
東へ進むと、ほどなく関ヶ原町に入る。ここから岐阜県
途中、関ヶ原不破の関跡を見ようと思っていたが、有料だった&思ったより時間が押していたので、今回はスルー。
岐阜へと急ぐことにする。


岐阜〜R157〜金沢

岐阜からは、国道157号にスイッチ。
まずは岐阜市街まで北上する。
ちなみに、国道21号交差点から岐阜市街までの約3kmは、国道256号との重複区間

岐阜市街で昼飯。
この辺りでチェーン展開している、更科というそば屋の冷やしたぬきが人気があるらしいので、本店に寄って見る。

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さすがに平日昼時ということもあり、結構な混雑。
幸い、一人だったのですぐ座れた。
朝から何も食っていなかったので、冷やしたぬきをダブルで(750円)。
要はぶっかけそばで、トッピングは短冊状の薄揚げ、天かす、ねぎのみ。
麺は太めで、コシはそれほど強くなく素朴な感じ。
まぁ美味かった。

昼飯後、国道157号のトレースを再開。
ちなみにこの国道、岐阜を縦断する3本の国道の中でもっとも酷い道で、金沢という大都市まで続いているにも係わらず、案内には金沢の文字は全く出てこない。

岐阜市街から北方町までの約10kmは、国道303号との重複区間
このあたりまでは、それなりに交通量も多い。

北方町から本巣市街を抜け、根尾に入ると交通量は一気に減る。
このあたりは茶人として有名な古田織部の出身地で、途中には「織部の里・もとす」という道の駅もある。
情報館や展示館もあり、寄ってみようかとも思ったがあいにくの休館日だった。

根尾村の玄関口である樽見から大野市までは、国道418号との重複。
…なのだが、実はこの先に不通区間があり、大野市まで抜けることは出来ない。
一応、今回はトレースが目的ということもあり、とりあえず行けるところまで行ってみる。
#ちなみに、根尾は淡墨桜で有名らしいが、全くの季節外れなので今回はスルー。
国道418号との交差点を過ぎると、交通量はほぼ皆無となる。
ガス欠が気になってきたのでガソリンスタンドを探すも、全く見当たらない。
道の駅「うすずみ桜の里・ねお」に立ち寄り、聞いてみたところ、ガソリンスタンドはもっと手前で、この先にはもう無いとのこと。
まぁまだ給油ランプは点いていないし、この先の通行止めで引き返すことになるのは確定なので、さらに進むことにする。
道の駅より先に進むと、道はぐっと狭くなる。
ただし、集落を抜ける交通量の少ない道路なので、特に走り難いということはない。
大型車両の最終回転場を過ぎ、根尾能郷の集落を抜けると、ついに通行止め。
ゲートでガッチリ封鎖されており、通り抜けは不可能。
一部で有名な「落ちたら死ぬ!」の看板も、無意味なものとなっている…w

迂回路を探すべく、来た道を引き返す。
事前に迂回路があることは調査済みではあるものの、ここまでそれらしい表示等は見当たらなかった。
併せてガソリンスタンドを探すも、これまた全く見当たらない。
途中で駐在所を見つけたので立ち寄るも、巡回中で不在…
思わず途方に暮れそうになったものの、この近辺では有難いことにスマホ(e-mobile)の電波が来ていることが判明。
暫し、Googleで近場のガソリンスタンドと、あと迂回路も探すことに。
ちなみにガソリンスタンドは、国道418号との交差点との交差点付近(国道418号に入った側)にあった。
迂回路も、国道418号に入らないと行けない事が分かったので、とりあえずそこまで引き返す。

無事給油を終え、国道418号から県道255号にスイッチ、迂回路に入る。

県道255号を終点の根尾上大須まで走ると、ようやく迂回路の看板を発見。
(国道418号との交差点にあってもよさそうなものだが…見落としただけ?)
折越林道と猫峠林道を使えば根尾大河原まで出られるらしい。
しかし、出来れば通行止め区間手前の根尾黒津に出たいので、折越林道と市道黒津越波線を使うことに。

折越林道は、全面舗装の走り易い林道で、各所に水路も作られているので、洗い越しもほとんど存在しない。
(一箇所だけ水路の50cmほど横に洗い越しが出来ていたのはまぁご愛嬌w)
折越林道の端点にある、根尾越波の集落も、林道沿いとは思えない大きな集落だった。

根尾越波から、市道黒津越波線にスイッチ。
こちらも全面舗装だが、整備状況は一転して劣悪で、落石や洗い越しが頻繁に出てきた。
恐らく、猫峠林道で根尾大河原まで抜けるのがメインルートとなっているためと思われる。

市道黒津越波線を端点まで走ると、すぐ横が根尾黒津側の通行止めだった。
こちらも勿論ガッチリしたゲート。

根尾黒津から、国道157号のトレースを再開。
ここからは温見峠越えとなり、しかも通行止めからよく通行止めになる峠への道ということもあり、道路状況は極めて劣悪。
折越林道とは比べるべくもなく(国道なのに!)、市道黒津越波線より酷いかもしれん…(国道なのに!!)
当然、すれ違う車など全く無く、途中大型の見たことも無い鳥に出遭ったりもした。
#後で調べた感じでは、どうやらイヌワシっぽい?
温見峠を越えると、福井県入り。
温見峠は、路面の劣悪さや道の狭さ、急カーブや急勾配は誰もが語るところではあるものの、個人的には峰を越えるための橋の多さが興味深かった。
恐らく、非常に無理のある場所に道を通したんだろうなぁと。
温見の集落まで下りてくると、急カーブや急勾配はほぼ無くなるものの、路面の劣悪さや道の狭さは相変わらず。
なまじっか道は真っ直ぐな区間が多いため、飛ばせそうに思えるところが性質が悪い。
特に、橋の手前でシケイン状になっている箇所は、路面に砂埃が堆積してスリップしやすくなっており、「シケインに気付かずスピードを出してたら死ぬんじゃねぇか?」って思った--;
摩那姫湖の手前あたりで酷道区間は終了、ようやくまともな二車線道路に戻る。
大野に到着した時には、安心感からどっと疲れが出た。
#で、油断して国道158号の交差点付近をトレースし損なったw
#まぁ、500mほどの区間(うち250mほど国道158号との重複)なので、もういいかな^^;

途中にあった「名水かき氷」の看板に魅かれて、杉本清味堂に立ち寄り。
…が、よく見ると「名水かき氷」じゃなくて「名水かき餅」だったw

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だんごが美味そうだったので、みたらし(90円)、しょうゆ(90円)、くろみつきなこ(110円)の3本をサービスのお茶と共に頂く。
あと、せっかくなので徳用かきもち(3枚入り、60円!)を後日食べるために購入。

大野からは、再び国道157号の単独区間へ。
ようやく、金沢への案内も出てきた。
交通量も少なく、走り易い道路を北上、勝山市を抜けて白山市に入ると石川県入り。
途中、手取ダムに寄る予定だったが、気付かずスルー。

白山市内では、約10kmの国道360号との重複区間あり。

野々市市内では、約8kmの国道8号との重複区間あり。

金沢には19:00過ぎに到着。
晩飯はやっぱカレーのチャンピオン本店だろうと思い、国道157号を逸れて立ち寄るも、お盆休み><;
暫く考えた上、後でゴーゴーカレー本店に行くことにして、先に国道157号トレースを完了させた。

その後、ゴーゴーカレー本店へ。

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デラックスカレーが1,550円?のところ1,000円とのことだったので、お得感もありそれにする。
金沢カレーは、付け合せのキャベツをご飯と一緒に盛り付けており、ルーがどろっとしているのが特徴。
また、カツカレーがデフォルトで、フォークで食す。
どろっとしたルーのおかげでフォークでも食べ易く、また何といってもカツが食べ易い。
意外と合理的。
私が頼んだデラックスカレーは、トッピングとしてトンカツ、チキンカツ、エビフライ、ソーセージ2本、ゆで玉子1個がトッピングされていた。
それらをトッピングするためご飯の量も大盛りで、ボリュームは抜群!
…抜群過ぎて、若干残しちゃった^^;ちなみに味は大満足。

その後、事前に予約しておいたホテルキバヤシに宿泊(和室(風呂・トイレ別)、3,000円+駐車料金300円)。
それほど悪くはなかったが、家族連れの客が宿泊しており、結構うるさかった。


走行距離は480km。