国道を巡る旅(国道359号、国道415号、国道471号)

luckytamtam2012-08-10

本日は、国道359号、国道415号国道471号をトレースしながら、奥飛騨温泉郷に向かう。
国道471号は名の知れた酷道らしいが、スケジュールはかなり余裕があるので問題無いだろう…

という訳で、05:30頃に出発。

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金沢〜R359〜富山

端点である、むさし交差点から橋場交差点までの約600mは国道159号との重複区間
橋場交差点を北上すると、暫くは国道359号の単独区間…と言いたいところだが、実は浅野川大橋交番前交差点までの約200mはまだ国道159号との重複区間だったりする。
#…調べたところ、実際の国道159号は、橋場交差点を南下、山側環状および津幡北バイパスを経由するルートに変更されている。
#しかし、上記区間に架かる浅野川大橋は将来的に国が工事する予定があり、その際、この橋が国道159号として登録されている必要があるそうな。

浅野川大橋交番前交差点を過ぎると、森本町までは国道359号の単独区間
森本町では、月浦バイパスを経由すれば山側環状や北陸自動車道に接続するが、今回は現道を通過。
このへんまでは、交通量も多め。

森本町から(厳密には月浦バイパスの森本ICから)宮野町までは、国道304号との重複区間
#これも、以前はむさし交差点から宮野町まで、ずっと国道304号との重複区間だったらしい。

宮野町からは、ようやく本格的な国道359号の単独区間
都市部を離れ、交通量も一気に減るが、よく整備されており、総じて走り易い。

砺波では約1.5kmの国道156号との重複。
また、富山では約1kmの国道472号との重複。

国道41号との交差点で、国道359号は終了。
走り易いものの、印象の薄い国道だった。


富山〜R41〜R8〜富山

ここから国道415号の端点までは14kmほど離れているので、国道41号〜国道8号を経由して、富山市街を移動。
結構な大渋滞で、抜けるのに一苦労。


富山〜R415〜羽咋

国道415号は、国道8号より北の日本海側を走る国道だが、あいにく高岡に入るまでは、海は全く見えない。
右左折が多く、トレースも非常にしづらい。
高岡に入り、JR越中国分駅先のトンネルを抜けると、ようやく海が見える。
このあたりは雨晴海岸と言って、空気の澄んだ良く晴れた日であれば、富山湾を挟んで水平線の向こうに巨大な壁のような立山連峰が見えるのだが、あいにく雲が多く、立山連峰は見えなかった。
JR雨晴駅の手前あたりで、また海岸線から離れる。
この近辺には桜谷古墳というかなり大きめの古墳があるとのことで、軽く見学。
意外と墳形がしっかりしており、二基もあり、それなりに見応えはあった。
さらに国道を進むと、氷見に入る。

道の駅氷見、フィッシャーマンズワーフ海鮮館で軽く休憩。
氷見は藤子不二雄Aの出身地だそうで、入口には忍者ハットリ君の巨大な看板があった。
施設内で氷見うどんを食べようと思ったが、到着したのは09:30頃で、10:00開店とのことだったので、他の店舗を見ながら待つことに。
#氷見沖遊覧船が30分おきに出ていたので乗って時間を潰しても良かったのだが、丁度出航したところだった…
ちなみに氷見は水産加工でも有名で、味醂干しは名物の一つらしい。
私も途中で食べられるよう、焼き上げ済みで氷見産の味醂干しを探したが、残念ながら焼き上げ済みのは全て外国産だった…
やっぱ氷見産は新鮮なので、味醂干しにするのは勿体無いから…かな?
暫く待っていると、氷見うどんの店(池永亭)が開店したようなので、入ってなめこおろしうどん(850円)を注文。

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トッピングはたっぷりのきのこと大根おろし、わかめ、ねぎ、生卵(うずら)。
だしと、お好みで天かすをぶっかけて食べる。
前回食べた氷見うどんは細麺だったが、ここの氷見うどんは平麺だった。
#ちなみにここ、フィッシャーマンズワーフ海鮮館は、2012年09月に閉館だそうな…帰ってネットで調べている時に知った。

道の駅を出ると、国道は海岸線を離れ、内陸を突っ切り、羽咋方面へ向かう。
また、道幅も広くなり、一気に走りやすくなる。
鞍川バイパスで氷見の内陸に広がる鞍川市街を抜け、そのまま県境を越えて石川県へ。

羽咋では、羽咋バイパスに入るため、国道159号と約1kmの重複区間あり。

国道249号との交差点で、国道415号は終了。
氷見の近辺には見どころは多かったものの、全体的に平凡な国道だった。


羽咋〜R471〜平湯

お次のトレース目標は、国道471号
端点は、ここから900mほど北上した市役所前の交差点なので、軽く移動。
交差点名が書いてなかったこともあって、スルーしてしまったのはご愛嬌。

端点から6.7kmほどは、国道249号との重複区間

途中のT字路を小矢部方面にスイッチすれば、国道249号から離れ、国道471号の単独区間に入る。
県境を越えて富山県に戻り、小矢部市街に入ると、交通量は一気に増える。
小矢部市街を過ぎ、朝に通った国道359号を横切り、さらに南下。

砺波市に入ると、約2kmの国道156号との重複区間あり。

分岐を利賀方面へ進むと、その後は再び単独区間、このあたりから交通量は激減する。
路面はそう悪くないが、狭い上にブラインドカーブが非常に多く、運転に神経を使う。
途中、天然記念物に指定されている脇谷のトチノキがあったらしいが、運転に集中し過ぎてスルー。
そのまま利賀まで南下して新楢尾トンネルを抜けると、すれ違う車も皆無となり、人里離れた寂しい道が続く。
このあたりで、ぼちぼちガソリンの残量が気になってくる。
この先には峠が二つ控えているので、それまでに給油をしておきたいところ。
…などと考えながら、一つ目の峠、栃折峠を越えるw
(走っている時は、全然気付いていなかった。)

その後も人里が出てくることは無く、暫く走ると国道472号と合流。
ここから暫くは、国道472号との重複区間
…そして、二つ目の峠、悪名高い楢峠越え。
(しかし、走っている時は、一つ目の峠越えだと思っていた。)
このあたりから、道の酷さは甚だしいものとなってくる。
ほぼ1.0車線で路面は荒れてガタガタ、道の中央からは草が生えてたりというのも当たり前。
ヘアピンの連続で、登坂角度は厳しく(そもそも路面自体が斜めに傾いている箇所が多い)、下りだとバランスを取るのも大変。
ちなみに、楢峠…ではなくその手前で県境を越え、岐阜県に入った。

国道360号と合流、人里に出て来た時には心底ホッとした。
河合町角川のガソリンスタンドで給油、軽く話を聞いた時に、漸く峠を二つとも越えていたことを知る。
ちなみに、国道360号との重複は約2kmで、その後高山方面に向かうと、道は再び国道471号(と国道472号との重複区間)となる。

その後約6kmで、国道41号との交差点に出るので、神岡方面にスイッチ。
ここで、漸く国道472号とはお別れ。

ここから暫くは、国道41号との重複になる。
さすが二桁国道だけあって、圧倒的に走り易い。
交通量もそこそこ多いが、良く流れているので特に気にならない。
約21kmほどで神岡に到着、国道41号との重複も終了。

神岡では、道の駅宙ドーム・神岡に立ち寄り。
ここではスーパーカミオカンデのレプリカを見る事が出来る。
#実際のスーパーカミオカンデはここより北に約10km、池ノ山の地下1000mの場所にあるが、通常見学は出来ない。
また、実際のスーパーカミオカンデで観測しているモニターをリアルタイムで見ることも出来、なかなか興味深い。
(Windows XPだったので、VNCとかで出力を飛ばしてるのかな?)
結構時間をかけて見学した後、お土産も物色。
実家用にくるみ餅(24個、530円)、会社用に豆板(12個、630円)を査収。
あと名物(笑)の高山ラーメン(100円!)も査収。
ついでにフードコーナーで色々食べる。
飛騨牛串焼き(350円)、天ぷらまんじゅう(80円)、みだらしだんごしょうゆ(70円)、飛騨高山まんてん泡水(150円)。あととちの実ソフト(350円)。

あとは、端点である平湯までずっと国道471号の単独区間
先の単独区間とはうって変わって、走り易い道が続く。

途中、新平湯温泉郷で、荒神の湯に立ち寄り。
蒲田川沿いにある露天風呂で、更衣室がポツンとあるだけ。
一応男女別(仕切りがある)…が、川の対岸からは丸見え。いいのかw
更衣室の使用代として、200円程度を箱に入れる性善説前提仕様。
…いやちゃんと払いましたよ?w
ついでに、ホテルも新平湯温泉郷なので、先にチェックインを済ませておく。

その後、平湯の国道158号交差点まで走り、国道471号のトレースは完了。

せっかくなので平湯大滝を見に行く…が、駐車場は既に閉まっていた。
でも、気にせず停めるwwwちなみに開いてる時間だと駐車料金を取られるところ。
滝は、10分ほどのなだらかな登りの先にあった。それなりに見事。

その後、喰処よし本という店で晩飯。

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そばも美味そうだったが、飛騨牛が食べたかったので飛騨牛の照り焼き丼(1,800円)にする。
かいわれと刻み海苔がたっぷりのった飛騨牛の照り焼き丼に、味噌汁と漬け物が付け合せに付く。
非常に美味だった。
#ちなみに、その時いた客は皆飛騨牛の照り焼き丼を食べていたw

平湯でも温泉に入りたかったが、明日の起床が早いということもあり、今回はスルー。


平湯〜R471〜新平湯

晩飯後、15分ほどかけて国道471号新平湯温泉郷まで戻る。
本日は奥飛騨温泉ホテル寿に宿泊(素泊り、5,000円+入湯税150円)。
近くの神社でいで湯まつりというのがあるというので、軽く見に行ったり。
このホテルの露天風呂は星が見えるというので期待していたが、あいにく薄曇りで星は見えず。
明日の朝は早いので、21:30くらいに就寝。
国道沿いということもあってか、結構車の音がうるさかった。


走行距離は362km。