国道を巡る旅(国道158号、国道143号、国道141号、国道52号)

luckytamtam2012-04-29

05:00過ぎに出発。
本日は国道158号で高山〜上高地〜松本を訪ねた後、国道143号を経由して国道141号で清里高原を訪ね、さらに国道52号で静岡まで南下する予定。

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福井〜R158〜高山

福井市街の北東にある福井北ICからは、国道158号のバイパスが伸びているが、まだ現道には接続していないため、市街の南東にある国道8号との交点からトレース開始。
こちらもバイパス化されている区間が多く、非常に走り易い。
越前高田、市波、小和清水の駅前をバイパスでスルー、計石、牛ヶ原の駅前もバイパスでスルー。

ちなみに最初のバイパス付近から大野までは国道364号との重複区間

また、大野では国道476号と150mほど、国道157号と300mほど重複。

大野を抜けて20kmほど走ると、九頭竜湖が見えてくる。
ダム湖だと思って軽く見ていたが、水の流れが全く無く、ついでに風も無いので、水面が鏡のようになって非常に綺麗。
途中、撮影出来そうなポイントがあったので立ち寄り。
湖上に、箱ヶ瀬橋という橋が見えたが、何でも瀬戸大橋のモデルになった橋だとか。
地元のライダー達も休憩していたので、軽い挨拶を交わしたり。

岐阜県との県境でもある油坂峠も、バイパスで簡単に抜けられる…が、違う方向に行ってしまうのではないかと勘違いして現道に下りてしまった。
しかし、現道のほうは舗装がやや荒れていたものの、思ったほど酷い道でもなかった。

白鳥のループ橋を下りると、荘川までは国道156号との重複。
ちなみにこの区間は以前に走破済み。

荘川からは、約8kmほどの単独区間を挟んだ後、高山まで国道472号との重複区間
飛騨清見〜高山までは、高山清見道路というバイパスがあるが、今回はスルーして小鳥峠を抜けた。

高山には08:30頃に到着。
朝早かったが、結構観光客は多かった。
ここで一旦休憩、鍛治橋のたもとにある二四三屋でみたらし団子(70円)を2本頂く。
#今年の1月に家族旅行で来た際、初めてここの団子を食ったのだが、その時の味が忘れられなかったんだよね…

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みたらしだがたれは甘くなく、焦げた醤油の香ばしさに、団子自体の素朴な甘さが引き立てられている感じでやっぱ美味い♪
見た目は屋台だが、侮れない…


高山〜R158〜松本

高山を過ぎても、引続き走り易い道が続く。
平湯峠は約2.5kmもある平湯トンネルであっさり通過。
ちなみに平湯トンネルの手前からは乗鞍スカイラインが伸びており、乗鞍岳経由で松本まで抜けられそうだが、通年マイカー規制だそうな。
安房峠安房峠道路で越えられるが、有料なので現道で…と思ったが、現道は5月中旬くらいまで冬季通行止めだった。
仕方が無いので、安房峠道路を走る(休日割引で、600−300=300円)。

安房峠を越えると、上高地方面に県道24号が伸びている…が、こちらも通行止め。
冬季通行止めかと思ったが、どうやら通年マイカー規制らしい(後で知った)。
この手前の平湯か、この先の沢渡からバスが出ていたらしいが、状況が良く分からなかったため結局スルーしてしまった…
#まぁ、手前のバス停からでも、上高地までは往復4,000円掛かるらしいので、素直にバスツアー等で行ったほうが良さげか。

安房峠から先は、国道は復旧済みではあったものの、崩落で両側の山が酷い状態になっていた。
#一瞬、上高地も崩落で通行止めだったのかと勘違いしたくらい。
暫く走っていると、左手に梓湖(ダム湖)が見えてくる…が、この区間はトンネルが多く、最初のうちはあまり見えない。
国道158号は、奈川渡ダムの上を通り、この梓湖もとい梓川を越える。
巨大なダムの上を国道が走っているというのは中々に面白い。
ダムの横には、梓川テプコ館という東京電力のPR施設があったが、さすがにこのご時勢では運営出来ないのか、閉館となっていた。

と、ここでトラブル発生。
ナビに使っているスマホの充電が死んでるっぽい><
仕方が無いので、乾電池でわずかな充電だけ行い、ここからは要所以外ではナビを使用しない方針に変更。
昔ながらの、交通案内&ケータイの地図オンリーでトレースを続行することに…

11:30頃には松本の国道19号交差点に到着、国道158号のトレースはここで終了。


松本〜R143〜上田

そのまま国道19号交差点をまっすぐ進み、国道143号のトレースを開始。

5kmほど走って、国道143号からほど近い河昌という店で昼飯。

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ここは松本名物、鶏の山賊焼で有名。
ももと手羽が選べたので、山賊定食(手羽)で(1,100円)。
定食だと、山賊焼(手羽、キャベツ添え)にご飯、味噌汁、小皿三品、漬け物が付く。
山賊焼(手羽)は見た目食べ難そうだが、骨は取り除いてあるのでそうでもない…と言いたいが、でかいのでやはり最初は食べづらいw
にんにく醤油でカラリと揚がっており、香ばしくて食が進む感じ。
骨を取り除いた部分にはピーマンが挟んであった。
小皿三品は、卵焼きだけは判ったものの、残り二品は食べても良く判らなかった。
ちなみに、鶏の唐揚げで何故山賊焼かと言うと、山賊はものを取り上げる=鶏揚げるかららしい。
…って、ダジャレかよ!w

昼食後、国道143号に復帰、上田方面へ。
#ちなみに上田に向かうだけであれば、国道254号の方が速いが、有料区間が多い。
松本の市街を抜けると、交通量も減り、道もいいので走り易くなる。
暫く走ると峠道となるが、道幅もあまり狭くなく、全体的に走り易い。
大洞山の裾野を会吉トンネルで越える。
#ちなみにこのトンネルは交互通行規制で、トンネル入口に信号が設置されているが、二輪車は規制されていないらしいので無視して通行w
すると、トンネルの出口のすぐ左手に林道の入口が…林道大洞線という名前が付いている。
せっかくなので走らねば!と思いすぐ左折。

林道大洞線は全線ダートだが、あまり荒れておらず、土が軟らかいのでグリップが良く、非常に走り易い。
景観は普通だが、森の空気が心地良い^^b
途中一箇所だけ分岐があったが、こちらを通れば県道277号に出られたっぽい。
#他にも分岐はあったが、全てチェーン等で閉鎖されていた。
出口の村道?までは結構な距離があった。
村道に出た時点で現在地を確認、会吉トンネルから北西の方に出ていたので、南下して県道303号で国道143号に復帰した。
#結果的に4kmほど戻っちゃった…w

会吉トンネルまで戻り、再び国道143号をトレース開始。
特に大きな変化も無く、丸山の裾野を明通トンネルで越え、山を下って上田坂城バイパスに接続。
ここから終点までは、1.6kmほど国道18号との重複区間
ちなみに国道143号の終点は、左右は国道18号の現道、前後は国道18号のバイパスなので、四方全てが国道18号だったw


上田〜R141〜韮崎

お次は国道141号のトレース。
始点は長野新幹線上田駅の北、国道18号との交差点にあるので、そこまで国道18号の現道で移動。
さっそく始点から駅に向かって南下…と思ったが、いきなり通行止めw
どうも上田駅前で祭りをやっているようで、進入禁止となっていた。
#上田真田まつりというお祭りだったらしい。
仕方が無いので駅前だけ県道・市道で回避^^;
…気を取り直して、トレース再開。
とはいえ、2kmほど走れば、すぐにまた国道18号と合流する。

上田から小諸までは、16kmほど国道18号との重複区間

途中、分岐をJR小諸駅方面へ。
JR小諸駅の駅前を通過後、再度国道18号と合流する。
#要は、小諸までは、国道141号は上田駅前と小諸駅前を通過している以外は、全て国道18号と重複している。
ここまでは、全体的に交通量は多め。

小諸からは、佐久方面に交差点を南下、国道142号との重複区間を走る。
相変わらず交通量は多いが、JR臼田駅前まではバイパス化されている。
佐久からは暫く単独区間だが、JR海瀬駅前からJR八千穂駅前まで、約3.5kmほど国道299号との重複区間がある。
#ぶっちゃけ、この辺りまではあまり印象無しw

JR八千穂駅を過ぎると、終点の韮崎までは単独区間
このあたりまで来ると、さすがに交通量は減ってくる。
右手には八ヶ岳が見え、高原の空気が気持ちいい♪
JR野辺山駅は、JR最高地点の駅だが、以前にも来た経験有り。
しかも、実際のJR最高地点は駅から2.3kmほど先にあるため、ここはスルー。
駅からまっすぐ東に伸びる道からは、八ヶ岳が真正面に見え、非常に綺麗だった。
ほどなく、JR最高地点に到着。
ここには踏切があり、前後の道沿いにはJR最高地点の碑もある。
でも、実際の最高地点は、踏切の内側にある勾配標。
車の通行や電車の接近に気を付けながら(結局電車は来なかったけど)、しっかり写真撮影した。

せっかくなので高原らしいものを…と思い、清里高原チーズケーキファクトリーで休憩。

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実家のお土産にチーズミルクケーキ(5個、700円)と、あと今食べる分として、ケーキバイキング(500円)、手作りプリン(220円)を購入。
ちなみに、コーヒーはタダで飲める。紙コップじゃなくてちゃんとコーヒーカップで飲めるのも嬉しい。
ケーキバイキングは、通常の半分くらいの大きさのケーキが5つ入っている。
とりあえず私が手に取った分には、チョコシフォン、苺レアチーズ、ぶどうムース、レアチーズ、抹茶シフォンが入っていた。
どれもなかなかに美味。
手作りプリンも美味かったけど、期待していたほどではなかった。

いつの間にか、時間は17:30。
さすがに寄り道し過ぎたと思い、道行きを急ごうとするが、つい道の駅南きよさとに立ち寄ってしまう^^;
#こどもの日が近いということもあってか、駐車場全面に鯉のぼりが張り巡らされていたのが気になったので…さすがにすぐ出発したけど。

さらに20kmほど南下し、ようやく韮崎の国道20号交差点まで到着。
これで国道141号のトレースは完了。


韮崎〜R52〜静岡

当初の予定では、ここから甲府まで15kmほど移動して、甲府から国道52号のトレースを開始する予定だったが、さすがに時間が勿体無いので止め。
#半分くらい国道20号との重複区間だしね…またいつか走る機会もあるだろう。
国道20号を1.6kmほど南下し、そこから国道52号の単独区間を静岡までトレース開始。
韮崎から南アルプスを抜け、富士川市街までは、市街地を通るあまり道幅も広くない道路で、時間帯のこともあり渋滞がち。
富士川市街を抜けると、富士川沿いを走る人里離れた幹線道路に。
既に周囲は薄闇に包まれていたが、時間が早ければかなり景色も綺麗だった思わせる景観。
しかし、程無く真っ暗となり、警官を楽しむことは出来なくなってしまった。
静岡までは結構距離もあり、静岡の国道1号交差点に出る頃には20:00を回ってしまった。
ここはもう一回リベンジしたいな…その際は韮崎〜富士川市街間はパスするけどw


静岡〜R1〜K27〜静岡

国道52号の交点は静岡市清水区で、静岡の中心地からかなり離れているので、国道1号バイパスで移動。

途中、静岡ではハンバーグで超有名な、炭焼きレストランさわやかで晩飯。
結構混雑しており、20分ほど待たされた。

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げんこつハンバーグ(880円)+Cセット(ライス、スープ、ドリンク)(480円)を注文。
ここのハンバーグは、大きなボール状の中まで火が通っていないハンバーグを、目の前で半分に切り、切断面を焼き上げて仕上げるパターンで、ビッグボーイブロンコビリーで同様のサービスが見られる。
味はガストのビーフ100%ステーキハンバーグを最上級ランクまで引き上げたような感じで、かなりレアっぽくても全く臭みが無く美味しく食べられる。
但し、ブロンコビリーのがんこハンバーグとは若干方向性が違い、個人的には変化球であるブロンコビリーの方が好きかな?
あと、サラダバー等のセットがあまり充実していないのも個人的にはマイナスポイント。

本日はビジネスホテルマスターチに宿泊(シングル、3,900円)。
連泊向きな作りになっているが、一般的なビジネスホテルとのあまり大きな違いは無し。

本日の走行距離は562km。

国道を巡る旅(国道477号、国道164号、国道365号)

luckytamtam2012-04-28

05:00過ぎに出発。
本日は酷道477号の酷さをたっぷりと味わった後(笑)、四日市で港国道である国道164号を訪ね、国道365号で福井まで北上する予定。

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神戸〜R2〜R171〜池田

まずは国道477号の終点となる池田まで、勝手知ったる国道2号〜国道171号で。


池田〜R477〜R164〜四日市

池田からは、始点の四日市に向けて国道477号を北上。
ぶっちゃけ、国道176号を南下して大阪に向かい、大阪から国道163号〜名阪国道国道1号と乗り継いで四日市に向かう方が圧倒的に速いが、この道を完走するのが今日の目的なのでw

川西までは国道173号との重複区間なので、以前に走破済。

川西から亀岡までは国道477号の単独区間
東郷付近は以前は走りにくかったらしいが、今では東郷バイパスが出来ているということもあってか、全体的に適度なワインディングの快走路。

亀岡〜南丹は国道372号との重複区間
しかし、北西に進むって…どんどん四日市から離れてるやんw

南丹の中心である園部までは、国道477号の単独区間
結構右左折が多いものの、案内がしっかり出ているのでそれほどトレースは厳しくない。

園部から八木駅前までは、国道9号との重複区間
勿論ここから国道1号に乗り継いで四日市に向かうほうがまだ圧倒的に速いがw、あくまで国道477号の完走が目的なので八木駅前を左折。

八木駅前からは、滋賀の県境付近まで国道477号の単独区間
ここからが酷道477号の真骨頂。
左折すると、いきなり商店街に突っ込む。
一応、車両通行可能だが、歩道が広めに取られているということもあり、ほぼ1.0車線しかない。
大堰橋の前では対向車が来たのだが、歩道に乗り上げないとすれ違い出来なかった><
ちなみに、少し北側に八木駅前を回避するバイパスが建設中らしいので、暫くすれば状況は改善すると思われる。
大堰橋の先からは、暫く平穏な道が続くが、人里からどんどん離れていく感覚が半端ない^^;
暫く走っていると京都市に入るので安心…といいたいところだが、むしろ狭路区間が圧倒的に増えて全く安心出来ない。
たまに出てくる交通標識も、知らない地名ばかり示している…
国道162号と交差し、県道61号との分岐を鞍馬と書かれている方面へ。
ちなみに鞍馬という地名は、昔この付近で妖怪変化がよく出没するということで付けられた地名らしい…
京都市右京区から左京区に入ると、ますます道は酷くなっていく。
とはいえ、花脊峠を抜けて百井別れまでは、何とか車でも通行は可能な範疇。
そして百井別れの交差点に到着。
正面に続いているのは重複していた県道36号で、国道477号は左折…後、180度ターンしながら下っていくw
普通車だと切り返し無しで一発で曲がるのは困難らしいが、バイクなのでまぁ楽勝。
むしろ気になったのはその後の百井峠越えの道の酷さw
峠の頂上まではほぼ1.0車線で退避路もほぼ無く、登坂角度もキツく、おまけに舗装はボロボロ。
間違い無く車で走る場所じゃないよなーと思っていたが、途中2台も普通車とすれ違った。マニア?w
峠の頂上を過ぎるとやや走りやすくなり、暫く走ると国道367号に突き当たる。
ここも以前はすんなり突き当たらなかったらしいが、今は小出石バイパスが出来ている(といっても100mほどw)ので、綺麗に接続されたもよう。

ここからの途中峠越えは、国道367号との重複区間
峠越えとは言っても、途中トンネルがあるので花脊峠百井峠とは天地の差。
ちなみに以前ここを通った際、途中トンネルは有料だったが、迂回路として近くの集落を通る側道を通行する車が多かったため、2010年10月に早期無料開放されたらしい。

途中峠を越えて滋賀県に入ると、四日市まで国道477号の単独区間
まずは案内にも出ている通り、すぐに琵琶湖大橋(有料)に突き当たる。
湖西道路を南下すれば、国道1号国道8号経由で迂回することは出来るが、大幅なロスとなるので、利用する価値は高い。
そもそも、今回は国道477号のトレースなので、何も考えずに通過(150円)w
橋上からの眺めもなかなか良かった。
橋を過ぎると、途端に右左折の多い、トレースしにくい道路になる。
全体的に走り易く、眺めもいいので、しっかり標識等を確認しないとすぐにルートミスする。
国道307号との交差点を通過すると右左折も無くなり、日野町市街を過ぎると平子峠越えとなる。
しかし、峠越えとは言ってもやはり花脊峠百井峠とは天地の差で、良く整備された普通の峠道。
峠を下ったところにある、野洲川ダムで放水を行っており、なかなか見事だったのでちょっと立ち寄ったり。

野洲川ダムの手前から湯の山温泉までは、鈴鹿スカイライン鈴鹿山脈越え。
元有料道路なのでそれなりには走りやすいが、意外にキツいカーブも多く、結構テクニカル。
武平トンネルで武平を越えると、一気に視界が開けて眼下に四日市の街並が広がる。
トンネルを抜けてすぐの場所に広めの展望・駐車スペースもあったので、軽く眺望を楽しんだり。
御在所岳湯の山温泉付近は、シーズンだともの凄く車の量が多いのだが、意外にすんなり抜けられた。
混むのは一本南の県道577号だけで、こっちはあまり混まないのかな?

湯の山温泉を過ぎ、四日市市街へ。
ナビが不調だったこともあり、ここでルートミス><
真っ直ぐ走っていると、国道477号より近鉄四日市駅に近い、良く整備された市道に入ってしまった。
#ちなみに、後で確認すると、国道477号側は国道1号との交差点手前で工事をしていたため、どっちにしろ今日は完全トレースは無理だったもよう。

国道477号側は、この後国道365号と300mほど重複、国道1号と300mほど重複した後、国道164号との交差点(終点)に出る。
私の走ってきた市道もこの交差点に出てきたので、ここからトレース再開。
とはいえ、ここからも国道164号との重複区間で、1.1kmほど走ったところで国道23号との交差点にぶつかり、そこで国道477号は終了。
その先は国道164号の単独区間となるが、今回は国道164号もトレース予定なので、そのまま起点である四日市港まで。

四日市港には、一般車両立ち入り禁止と表示されていたため、すぐに退散、今度は国道164号を起点→終点の方向にトレース、国道1号との交差点まで戻った。

国道477号、国道164号のトレースも終わったので、中華の一楽というお店で昼食。
#ちなみにここの店、商店街の中にあるので車では来れない。

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とんてき定食(1,000円)を注文。
ちなみに通常時は単品1,000円、定食1,250円という価格設定だが、ランチタイムで割安となっていた。
定食だと、とんてき(キャベツ添え)にライスとスープが付く。
かなりのボリュームで、且つ見た目を裏切らない味でなかなか美味。
以前行った来来憲と比較したいところだが…さすがに間隔空き過ぎてもう忘れたな^^;


四日市〜R365〜越前

午後からは、国道365号をトレース、越前まで北上。
国道1号との交差点からトレース開始…と思ったら、工事でいきなり出鼻を挫かれる。
仕方が無いので、一本北側の市道を経由して国道365号に合流。
滋賀県に入るまでは、バイパスが多く快適に走れる。
#旧道は右左折が多い上に道幅が狭く、酷い状況らしいが、そもそも一番酷い区間は既に国道指定も外れており、旧道だけでは完走出来なくなっている。
関ヶ原付近は、市街地を通過することもあり交通量は多め。

途中、古戦場跡が気になったので立ち寄り。
基本的にそこに古戦場があったってくらいで、あとは再現なのであまり面白くはなかった。
石田三成陣地に行くには階段を登る必要があるようだが、案内板を見ると横の笹尾山に抜ける道からも行けそうだったので、そっちから行ってみることに。
しかし、進んでいくとどんどん酷い道になり、途中から今川林道という非舗装の林道になるが、これも途中で行き止まりになっていた。
仕方が無いので、引き返してそのままスルー。
あと、関ヶ原鍾乳洞というのも少し気になったが、まだ到着時間が読めないので、今回はスルー。

長浜の木ノ本駅付近で、国道303号と1kmほど重複、国道8号と500mほど重複。

途中、余呉湖に立ち寄り。
ワカサギ釣りで有名らしいが、今は時期ではないため、静かな雰囲気。
#JR余呉駅から500mくらいしか無いので、冬に電車で来てみるのも楽しいかも。
湖岸からでも多くの魚がいるのが分かり、結構な数の人が釣りを楽しんでいた。
湖畔をぐるりと回る県道532号も走ってみたが、西岸は集落に沿って走っていたこともあり、あまり楽しくはなかった。

余呉湖を過ぎると、椿坂峠&栃の木峠越え。
とはいえ、道幅も充分にあり、それほどカーブもきつくない。
周辺には何もなく、非常に寂しい雰囲気で、しっかり整備された国道だけが浮いている感じ。

ちなみに、栃の木峠を過ぎた直後から11.8kmほどは国道476号と、今庄ICから1.8kmほどは国道305号と重複しているが、どちらも分断国道のためか、地図上では国道365号優先で書かれている。

越前に入ると、市街地を通過することもあり、それなりに賑やかに。
途中、南行き一方通行の区間があるので、市道で迂回。
#…と思ったら、バイクは通行可だったらしい。

市街を過ぎ、国道417号との交差点を左折して、国道417号との重複区間を西進、越前海岸(梅浦)まで出る。
ここまでの時点でまだ17:30で、日は沈んでいなかった。

ちなみに、国道365号はまだここから加賀まで続いているが、全て国道305号との重複区間で、且つ以前に走破済みなのでここでトレースは終了。


越前〜R305〜K6〜K115〜福井

越前海岸(梅浦)から福井を目指す場合、来た道を戻り、国道417号〜県道229号経由で向かうほうが早いが、まだ日が落ちていないということもあったので、暫く海岸線沿いを北上する。
大味漁港前から県道6号に入り、福井方面にスイッチ。
このまま県道6号を走っても福井市街には着いたようだが、県道115号にスイッチするよう案内されていたので指示通りに。
18:00過ぎには福井市街に到着した。

晩飯はヨーロッパ軒…とも思ったが、越前そばを食べたいと思い、すぐ近くにあるさのや片町店に。

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ソースかつ丼セット(1,100円)というのがあったのでそれにする。
越前そばは、辛し大根おろしかつおぶし、ねぎをぶっかけたそばで、そばは美味いけどもう少し冷えているほうが良かった。
ソースかつ丼も美味いが、本業じゃない分ヨーロッパ軒よりは若干落ちるか?
さのやで単品そば+ヨーロッパ軒で単品ソースかつ丼の方が良かったかも…

ついでに、これも近所にあった錦梅堂で、会社用のお土産に、羽二重餅(あん無し9個、あん入り6個、600円)を購入。


本日はビジネスホテル松楽に宿泊(和室、3,000円)。
室内に風呂・トイレ・洗面所は付いていないがそれ以外は普通。
でも、着いてから1時間くらい受付に人がいなかったので結構焦った--;
料金は後払いでも良かったようだが、明日も早く出発する予定なので先払い。

本日の走行距離は493km。

青春18きっぷで行く中国・九州SL紀行 最終日

luckytamtam2012-03-25

06:00に起床、朝食(パン、コーヒー、ゆで卵)を頂いてからホテルを出発。
本日は、境港に立ち寄った後、伯備線で岡山まで下りて、そのまま帰宅の予定。

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07:30 米子〜(JR境線(境港行))〜境港 08:13

まずはゲゲゲの鬼太郎で絶賛町興し中の境港へ向かうべく、境線に寄り道。

行きの米子〜境港間は、二両編成で、後ろの列車はピンクを基調とした、ねこ娘のラッピング列車。
車内もラッピングで、天井にはでかいねこ娘の絵、座席にもねこ娘の絵ががあしらわれている。
#ちなみに前の列車は朱色のボディカラーの普通の列車。
車内アナウンスも目玉おやじとこなきじじいの声だったり、境線の各駅に妖怪名の愛称が付けられていたりと、いきなり鬼太郎尽くしな感じ。

境港では、駅前でいきなり執筆中の水木しげるを模したブロンズ像がお出迎え。
駅から伸びている商店街には水木しげるロードという名称が付いており、道沿いに妖怪を模したブロンズ像などが多数設置されている。
#オープン時には23体だったらしいが、現在では130体以上あるらしい!
最初のうちは珍しさから1体づつ写真を撮っていたが、とても50分の待ち時間じゃ間に合わなそうなので、途中から見るだけに。
個人で寄贈されているブロンズ像も多く、神坂一(「スレイヤーズ!」の作者)の名前なんかもあった。
水木しげる記念館はまだ開いてない&時間が無いのでパス。


09:20 境港〜(JR境線(米子行))〜米子 10:06

帰りの境港〜米子間は、二両編成で、後ろの列車は黄色を基調とした、ねずみ男のラッピング列車。
車内のラッピングは青で、基本的にねこ娘とねずみ男の違いだけ。

境線の境港駅付近には「山陰鉄道発祥之地」の碑があるらしいが、降りた時には見つけられなかった。
車内から一応見つけることは出来たものの、想像以上に小さく、チラリとしか見えなかった。

米子では1時間弱の待ち時間があったので、米子名物の吾左衛門弁当(1,220円)を購入。
また、売店で試食させてもらった焼きおこしが美味しかったのでこちらも購入(10枚、530円)。


11:02 米子〜(JR伯備線(播州赤穂行))〜井倉 13:23

ここからは伯備線中国山地越え。

米子〜井倉間は、新下関宇部間と同型の二両編成。

伯耆大山伯耆溝口間では、左手に見事に冠雪した大山を見ることが出来た。
また、岸本〜生山間は、概ね日野川に沿って走るということもあって、全体的に景色は良好。
気温は低めで外には雪が舞っているが、車内から眺める雪もオツなもの。

先ほど購入した吾左衛門弁当を食べながら景色を楽しむ。
名前にもなっている吾左衛門寿司(2切れ)の他、かに寿し、栗おこわも入ったご飯大盛りな弁当。
中でも鯖寿司を昆布で巻いて締めた吾左衛門寿司は、鯖の脂のマッタリ感と酢締めの昆布のサッパリ感程好くマッチして絶品。
今回の旅行で一番美味い駅弁だった。

生山〜足立間は特に山深いのか沿線沿いにあちこち積雪しており、特に新郷駅などはホームに積もるほど吹雪いていた。
#2日前は暑くて一日中コート脱いでたのに…w
ちなみに、備中神代〜新見間は芸備線との重複。
但し、間にある布原駅だけは伯備線の駅としては扱われておらず、通過する。

雪の影響もあってか、井倉には20分遅れで到着。
吹雪いていたらどうしようかと思っていたが、幸い少し前に雪は止んでいたので、予定通り降りることに。
待ち時間は1時間強しか無くなってしまった。

目的地の井倉洞までは、平坦な道程で片道徒歩15分くらい。
途中、蒸気機関車D51 838が展示されているのを発見。
#今回の旅行、SLに縁があるなぁ…w
とりあえず井倉洞の入口には着いたものの、観光には40分ほどかかるとのことで、残り時間のことを考えると結構ギリギリ。
結構入洞料が高かったこともあり(1,000円)、一瞬迷ったが急いで回れば大丈夫だろうと思い入ることに。
…これがある意味失敗。
洞窟内は極めて狭く、屈んだりカニ歩きしたりしないと抜けられない箇所が多い。
#リュックなどは所々下ろさないと無理。
しかも、洞窟は平坦ではなく、かなりキツめの登りとなっており、少し歩いただけでヘトヘト。
途中近道があったので、思わずリタイアしてそっちから帰ろうかとも思った^^;
何とか30分ほどで抜けたが、もっとマッタリ観光したかった…
洞窟内部に川や滝があったりと、それなりに興味深い所だったんだけどねぇ〜


14:59 井倉〜(JR伯備線(播州赤穂行))〜岡山 16:22

大急ぎで駅まで戻ってきたものの、列車は3分遅れ。

井倉〜岡山間は、さっきと同型の三両編成だが、内装がまるで違い、JR神戸線の快速などでよく見る可動式の座席。
一気に戻ってきた感がw

(新見〜)井倉〜豪渓間は高梁川に沿って走るため、概ね景観は良いが、洞窟散策でクタクタになったためあまり見ていなかった。
倉敷からは、おなじみの山陽本線に合流。

岡山で、晩飯に駅弁の豚とこTON(950円)を購入。
しかし、レンジで温めた方が美味しいと書いてあったので、結局家に着くまで食わず。
#ちなみに、家で温めて食ったが、あまりたいしたことなかったw


16:44 岡山〜(JR山陽本線(姫路行))〜姫路 18:09

代わりに、姫路で1本列車を見送り、4日前に食べ損ねた肉天えきそば(400円)を頂く。
#肉天は、梅田のフードコートでも食えないんだよね…


18:26 姫路〜(JR東海道・山陽本線(長浜行)新快速)〜神戸 19:02


19:04 神戸〜(JR東海道・山陽本線(西明石行))〜兵庫 19:06

あとは、概ねおなじみの列車で兵庫まで。
#1駅過ぎて、バックするという手が使えるのも青春18きっぷの特権w


本日の交通費は、320+1890+3570+120=5,900円のところを2,300円。
買えない駅弁が多かったこと、寝過ごしで門司港に行けなかったことを除いては、概ね予定通りで楽しめた。

青春18きっぷで行く中国・九州SL紀行 4日目

luckytamtam2012-03-24

05:55の電車に間に合うように起きる予定だったが、疲れていたのか寝過ごし><

本日はSLやまぐち号を堪能した後、米子まで行く予定だったが、SLやまぐち号の時間までかなり余裕があるため、あちこち寄り道を予定していた。
そのへんの予定を削れば、遅れは充分取り戻せるはず。
気を取り直して、ホテルを出発。

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06:26 小倉〜(JR鹿児島本線山陽本線(下関行))〜下関 06:41

30分後の電車で、とりあえず下関まで出る。
ちなみに、行きの下関〜小倉間と同型。
本当は門司で乗り換え、門司港まで行く予定だったがパス。
この時点で、遅れは取り戻せた。
鹿児島本線、門司〜門司港間だけ未乗車になっちゃったけど…またいつか機会はあるはず…

下関で駅弁の元祖ふくめしを買おうと思っていたが、駅構内改修の為、売っていなかった。


06:53 下関〜(JR山陽本線(新山口行))〜新下関 07:02

下関〜新下関間は、緑のラインカラーの初めて見る列車。
本当は宇部まで乗る予定だったが、駅弁が諦めきれず新下関で降りるも、まだ入ってきていないとのことで買えず。残念…
仕方がないので、ふくっ子ちくわ(10個、780円)だけ購入。


07:18 新下関〜(JR山陽本線(岩国行))〜宇部 07:59

新下関宇部間は、黄色いボディカラーのちょっと古めのタイプ。
この電車でも、スケジュール的には問題無し。


08:07 宇部〜(JR宇部線(宇部岬行))〜宇部岬 08:30

宇部からは宇部線に寄り道。
小野田線にも寄り道したかったが、時間的に難しいのでパス。

宇部宇部岬間は、青と赤のラインカラーの三両編成で、あまり見ないタイプ。
時間帯の都合もあって、学生が多かった。


08:48 宇部岬〜(JR宇部線(新山口行))〜新山口 09:31

宇部岬〜新山口間は、宇部宇部岬間と同型だが、黄色いのボディカラーの二両編成。

ここで昨日買ったおやつのチーズ饅頭を頂く。
ちょっと甘めのケーキっぽい生地に、プロセスチーズが入っている。
試食で食った洋風チーズ饅頭の方が美味かった。

宇部線にはそれほど見所は多くなかったが、常盤駅前は海水浴場に近く、深溝〜上嘉川間は田園風景と山並みが綺麗だった。

新山口では1時間強の待ち時間があったので、売店を物色して、SL弁当(780円)を購入。
また、会社用のおみやげとして、あがりませSLやまぐち号(630円)を購入。
#箱がSLの形をしているので、ある意味分かり易いかなーってことで。


10:48 新山口〜(JR山口線(津和野行)SLやまぐち号)〜津和野 12:46

新山口〜津和野間は、旅の目的その2、SLやまぐち号
今日は今年度の運転初日だったようで、新山口ではオープニングセレモニーを開催していた。
人混みの中暫く待っていると、ナベヅルを象った、黄色い「やまぐち」のヘッドマークを付けた蒸気機関車のC57 1が、客車五両を牽引して入線してきた。
SL人吉と同様、全席指定だが快速扱いなので、普通乗車券(青春18きっぷでOK)と指定席券(800円)だけで乗れる。
ちなみに客車は全て内装が違い、津和野行きの場合は、先頭から順に大正風、明治風、昭和風、欧風、展望車風となっている。
大正風の客車には密閉式の、展望車風の客車には開放式の展望デッキが付いている。
しかし、新山口行の場合、順番が逆になり、展望車風の客車の前が蒸気機関車となるため、煤煙を防ぐため展望デッキは閉鎖されてしまう。
今回は津和野行なので、指定席は展望車風の客車にした。
#しかし、展望デッキに行くなら指定席は無関係なので、欧風のほうが良かったかも。
残念ながら、座席は進行方向とは逆の左側。
基本的にボックス席しか無いので、家族連れと相席だった。

発車すると、運転初日ということもあり、ちびっこ車掌が挨拶に来たり(石炭の入った小瓶を貰った)、くじ引きをしたり(ハズレでも山口銘菓の「おいでませ」を貰えた)。
線路沿いには撮り鉄が鈴なり。トンネルの手前とかどうやって来たんだって感じw
暫くしてから展望デッキに出て、周囲の風景や空気を楽しむものの、人が非常に多い&煤煙が目に入ってコンタクトがちょい痛かったので10分くらいで戻ったり。

景色を堪能しながら、さっき買ったSL弁当を頂く。
白ご飯と寿し飯に、おかずはからあげ、白身魚フライ、ごまめ、煮物、漬け物等。
幕の内系で、特筆すべき点は無し。
さっき貰った「おいでませ」も頂く。
こっちは羊羹というかういろうというか。抹茶と小豆の2つが入っていた。

津和野では、駅弁に山菜弁当つわぶき(840円)を購入。
津和野の街並みは、山陰の小京都とも言われる美しさらしいが、知らなかった&待ち時間が20分弱しかなかったのでスルー。


13:04 津和野〜(JR山口線(益田行))〜益田 13:46

津和野〜益田間は、黄色と白のツートンカラーの二両編成。三次〜広島間と同じやつ?
#ちなみに新山口発なので、益田まで出たいだけであれば、SLやまぐち号に乗る必要性は全く無いw

益田では1時間強の待ち時間があったので、さっき買った山菜弁当つわぶきを頂く。
山菜ご飯が中心だが、おかずは鮎、つわぶき(きゃらぶき)、煮物、緑豆、漬け物とややかぶり気味。
SLが通るような所は、鮎が住んでいるほど川が綺麗な所が多いのか?w


15:11 益田〜(JR山陰本線(浜田行))〜浜田 16:01

益田〜浜田間は、青と水色のラインカラーの一両編成。色は違うが、備後落合〜三次間と同型?
さすがにこの区間日本海が綺麗。


16:03 浜田〜(JR山陰本線(米子行))〜温泉津 16:51

浜田〜温泉津間は、朱色のボディカラーの二両編成。色は違うが、日南線(宮崎〜志布志間)と同型?

米子行だが、温泉に入るため、途中温泉津で降りる。
温泉街までは徒歩20分ほど。
世界遺産石見銀山の一部として扱われている、趣のある古い町並み。
薬師湯という温泉に入る予定だったが、間違えて泉薬湯という温泉に入ってしまう(300円)。
#出てから気付いた。まぁどっちも元湯だったのでいいか…
昔ながらの銭湯のような風情で、水道が付いていないので直接温泉からかぶり湯する。
湯船は3つあり、1つ目は40〜42℃の熱めの湯、2つ目は同じ湯の座り湯、3つ目は44〜46℃の江戸っ子御用達。
飲んでも健康にいいらしい。
熱いお湯ばかりであまりゆったりとは出来なかったが、非常に体が温まり、帰りは寒風が吹き荒れていたがあまり寒く感じなかった。


18:36 温泉津〜(JR山陰本線(米子行)アクアライナー)〜米子 20:54

温泉津〜米子間は、グレーや銀を基調に赤をアクセントにした新しそうな列車、快速アクアライナー。二両編成。
大田市〜西出雲間はノンストップ。

もうすっかり日は落ちていたので、ひたすら仮眠。

米子駅から徒歩5分ほどのホテル真田に宿泊。
事前予約していたこともあり、シングルで3,000円、しかも朝食付き。
晩飯を食べていなかったので、フロントで出掛ける旨を話すと、隣にある味楽という居酒屋と提携していて、そこでなら夕食を割引価格で食えるとのことなので、そちらで食うことに。
この日の夕食の献立は、刺身(鯛・ハマチ)、焼き魚(鯖)、天ぷら(野菜とかき揚げ)、竹輪や牛蒡の炊き合わせ、吸い物(わかめ)、茶わん蒸し、ご飯、漬け物(大根)。
通常1,300円のところを、ホテルの割引券を使えばなんと840円!
ボリュームがあり、味も全体的に美味しく、1,300円でも安いくらい。非常に大満足。
実質、一泊二食付きで3,840円のようなもので、また来たいと思った。


本日の交通費は、4660+1890+800=7,350円のところを2300+800=3,100円。

青春18きっぷで行く中国・九州SL紀行 3日目

luckytamtam2012-03-23

早朝05:00過ぎにホテルを出発。
気温が高いので、コートは買い物用の手提げ袋にしまって持ち歩くことに。
本日は、宮崎周辺のJRを乗り潰した後、小倉まで行く予定。
丸一日雨の予定らしいが…

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05:33 宮崎〜(JR日南線(志布志行))〜志布志 08:36

まずは日南線に寄り道。

宮崎〜志布志間は、黄色いボディカラーの一両編成で、多分吉松〜隼人間と同型の古い列車。
乗客もほとんどおらず、折り返し後に景色は楽しめるということもあり、ひたすら仮眠。

志布志では雨がかなり強かったので、駅からほとんど出られなかった。


09:00 志布志〜(JR日南線(南宮崎行))〜青島 11:01

そのまま、乗ってきた列車で折り返し。

志布志〜福島今町間、南郷〜油津間、伊比井〜内海間は、主に海岸線沿いを走るので景観良し。

青島では観光のために途中下車予定だが、雨だったので少し悩むものの、思い切って降りる。
#これで1時間強の待ち時間確定。
駅前で荷物を預けることが出来たので(300円)、折り畳み傘だけ持って青島神社方面へ。
#しかし、幸いなことに暫くすると雨は止んだ^^きっと日頃の行いがいいからだね!w
青島は、砂浜で出来た島の上に、緑生い茂る島が乗っかっているような外見で、非常に珍しい地形らしい。
周囲に広がる、鬼の洗濯板と呼ばれる地形も興味深い。
中央部の青島神社でお参りしてから(お賽銭が賽銭箱に入らなかったのは秘密w)、島をぐるりと一周する。
それほど大きくない島なので、10分弱で一周出来た。
奥には、小さな灯台も見えたが、寄る時間はなさげなのでパス。
あと、通り道にある青島亜熱帯植物園も、時間が無いのでパス。
途中で、日向夏ソフトとマンゴーソフトが売っていたので、日向夏ソフト(300円)だけ購入。
(どっちも美味しそうだったが、マンゴーソフトは400円だったのでこっちに)
気温は20度を超えており、歩き疲れた体に冷たさが心地良かった。


12:22 青島〜(JR日南線(宮崎行))〜宮崎 12:55

青島〜宮崎間は、吉松〜隼人間と同型・同色の二両編成。

宮崎駅でしいたけ弁当か日向鶏べんとうを買う予定だったが、朝の入荷分は売り切れとのことだった。


13:08 宮崎〜(JR宮崎空港線(宮崎空港行)にちりんシーガイア7号)〜宮崎空港 13:17

お次は宮崎空港線に寄り道。
宮崎空港線(宮崎〜宮崎空港間)には、普通乗車券のみで特急の自由席に乗れるという特例があるので、青春18きっぷだけで特急に乗れる。

行きは特急「にちりんシーガイア」。シルバーボディが眩しい五両編成。

宮崎空港からは、このにちりんシーガイアですぐに折り返すことも出来るが、別の特急に乗りたいので1時間弱待つことに。
まずは売店で駅弁をチェック。
幸い、しいたけ弁当も日向鶏べんとうもあったので、日向鶏べんとう(720円)の方を購入、空港のロビーで頂く。
チキン南蛮と地鶏の炭火焼き、ご飯、マンゴーゼリーが入っており、如何にも宮崎らしい。
チキン南蛮はさっぱりと、地鶏の炭火焼はギュッと旨みが詰まっている感じで、冷めていても美味い。
今回の旅行でも一、二を争う美味さだった。

その後、空港の売店で、おやつにチーズ饅頭(4個、420円)を購入。
#試食の際、洋風チーズ饅頭が激ウマだったが、洋風じゃない方は試食出来なかったのでこっちに。
まだ少し時間があったので、展望デッキに出て飛行機の離発着の様子などを楽しんだ。


14:15 宮崎空港〜(JR宮崎空港線(大分行)にちりん18号)〜宮崎 14:27

帰りは特急「にちりん」。ダークグリーンのボディの、近未来的なデザインの四両編成。
内装も、こっちのほうが新しそうな感じだった。

宮崎駅でも少しみやげ物を物色。
お菓子の日高という店で、おやつにチョコっちー(150円)、日向夏パイ(130円)、宮崎スイートポテト(130円)を購入。


14:46 宮崎〜(JR日豊本線(延岡行))〜南延岡 16:14

時間も充分に潰せたので、小倉に向けて移動開始。

宮崎〜南延岡間は、真っ赤なボディカラーの二両編成で、外観は古いが内装は特急っぽい。
始発駅では無かったため、この旅行で初めて座れなかった。
#でも、次の駅で座れた^^
結構海が見えるポイントが多かったが、混雑していたためあまりよく見えなかった。


16:43 南延岡〜(JR日豊本線(佐伯行))〜佐伯 18:04

実は、宮崎で延々時間を潰していたのは、この時間まで次の電車が無かったため。
#延岡〜佐伯間は一日三往復しか電車が無い。

南延岡〜佐伯間は、一両編成だが真っ赤なボディカラーの最新列車。
渓谷沿いの人里離れた地域を走るとはとても思えないw

この区間は霧が出やすいようで、ずっと霧の中を走っている感じ。
丁度峠越えとなる宗太郎は、特に暗かったが、峠を下るとまた少し明るくなった。

ここで、さっき買ったおやつを頂く。
チョコっちーは生地にチョコレートを練りこんだチーズ饅頭。ちょいしつこいかな?
日向夏パイは餡に日向夏の果汁が入ってるのか爽やか。柚子餡みたいな感じ?
宮崎スイートポテトはまぁ想像通りの味。


18:07 佐伯〜(JR日豊本線(杵築行))〜大分 19:33

佐伯〜大分間は、二両編成で赤と白(シルバー?)のツートンカラーの新しそうな列車。
ロングシートのみだが、何故か端のシートだけ、壁面にヘッドレストが貼り付いている。

大分では、駅弁のじゃこめし(650円)を購入。
また、〜で売っていた塩からあげが揚げたてで美味そうだったので、ミニサイズ(2個、150円)を購入。
ジャンケンに勝ったら1個サービスしてくれるとのことだったが、わざと負けてくれたw

さっそく駅の待合室でパクつく。さすがに揚げたては美味い♪
じゃこめしも食う。こっちにもからあげが入っていたが、もちろん冷めている。
しかし、揚げたてと比較したことで、冷めても美味しく食べられるように調理してあることが、より一層よく分かった。
じゃこめしは味付けは薄めだが、きゃらぶきと一緒に食うといい感じだった。
ただし、ご飯がやや固くて、ちょっとイマイチ。


20:18 大分〜(JR日豊本線(小倉行))〜小倉 22:57

大分〜小倉間は、下関〜小倉間を走ってるのと同型。
ロングシートのみで寝づらかったが頑張って仮眠。

小倉駅から徒歩5分ほどのリコホテル小倉に宿泊。
事前予約していたこともあり、シングルで3,000円。
前日のホテルよりは若干落ちるが、充分に許容範囲内。


本日の交通費は、2070+1600+360+340+340+5880=10,590円のところを2,300円。

青春18きっぷで行く中国・九州SL紀行 2日目

luckytamtam2012-03-22

早朝06:00前にネットカフェを出発。
本日は、SL人吉といさぶろう号を堪能した後、宮崎まで行く予定。

博多駅で駅弁を探すも、目当てのめんたい弁当はまだ入ってなかった。
仕方が無く、明太子が一応入っていた博多地鶏弁当(950円)を購入。
「温めますか?」と聞かれたので温めてもらった。

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06:30 博多〜(JR鹿児島本線(熊本行))〜熊本 09:08

博多〜熊本間は、青のラインカラーの四両編成で、割と新しい感じだがロングシートのみ。
通勤客が多めだったが、さっきの博多地鶏弁当が冷めてしまうと嫌なので速攻で食う。
メインは地鶏の釜飯。明太子はおまけということもあり、想像以上に小さくて残念。

水城の辺りから市街地を抜け、景色が良くなってきた。
鳥栖でほとんどの乗客は降りたので、ようやく旅気分に。
肥後伊倉〜上熊本間は、特に景色が良かった。

熊本駅で次の駅弁を探すも、目当てのうま〜かさくら弁当はまだ入ってきてなかったのでパス。
ほかほかのいきなり団子が美味そうだったので、それを1つだけ買って(120円)お茶を濁した。


09:44 熊本〜(JR鹿児島本線肥薩線(人吉行)SL人吉)〜人吉 12:13

熊本〜人吉間は、旅の目的その1、SL人吉
蒸気機関車の58654(8620形)が客車三両を牽引する編成。
全席指定だが快速扱いなので、普通乗車券(青春18きっぷでOK)と指定席券(800円)だけで乗れる。
熊本到着時、SL人吉は既に入線していたが、指定席は購入済みなので焦る事もなく。
座席は進行方向左側。
基本的にボックス席しか無いので、家族連れと相席だった。

熊本〜八代間は見所はそんなに多くない。
八代駅で駅弁の鮎屋三代を買いに行くが、実は車内販売のみだった^^;
残り2個だったうちの1個を無事ゲット(950円)。

八代〜人吉間は、ほぼ球磨川沿いを走る。
最初のうちは進行方向右側からしか見えないが、鎌瀬〜瀬戸石間の球磨川第一橋梁を渡ると進行方向左側から見えるようになる。
那良口〜渡間の球磨川第二橋梁を渡るとまた進行方向右側からしか見えなくなるので、一概にどっちの方が景色が綺麗ということはなさげ。
球磨川沿いには、菜の花が綺麗に咲いていた。

景色を眺めながら、鮎屋三代を頂く。
炊き込みご飯の上に、まるごと一匹の鮎の甘露煮が乗っている。
美味しいが、ちょっと食べづらいw
鮎の頭付近はやや苦いので残した。この味が好きだって人もいるけどね^^;
あと、昨日買っておいた、おやつの生もみじも食べる。
安いほうはイマイチ。高いほうは以前にも食っているが、やはり美味かった。

人吉では1時間強の待ち時間があったので、駅の裏手にあった大村横穴古墳群を軽く見る。
あとは実家用のお土産に誉れの陣太鼓(6個、1,000円)、日本初のふりかけで熊本のローカルフードでもある御飯の友(250円)、そしておやつに栗んとう(350円)を購入。
#誉れの陣太鼓は家族には大変好評だったので良かった良かった。

13:30からSL人吉の転車を行うとのことだったが、次の電車の都合もあり今回はスルー。


13:21 人吉〜(JR肥薩線(吉松行)いさぶろう3号)〜吉松 14:47

人吉〜吉松間は、観光列車「いさぶろう」。
三両編成のえんじ色に塗られた普通列車で、一応自由席もあるので青春18きっぷだけでも乗れるが、座れないと悲しいと思ったので一応指定席券(500円)は購入済み。
ちなみに、上りも下りも同じ列車だが、吉松行きの下りは「いさぶろう」、人吉行きの上りは「しんぺい」という列車名。
座席は進行方向左側。
指定席はボックス席しか無いので、中学生グループと相席。
中学生グループは駅弁の栗めしを買っていたが、私はさっき食ったところなのでパス。
ちなみに自由席は若干空いてた。

ちなみに人吉〜吉松間には、大畑・矢岳・真幸の三駅しかないが、いずれも観光ポイントのため、5分程度停車する。

まずは大畑駅
スイッチバックとループを併せ持つ非常に珍しい駅だが、駅からはあまり様子は分からない。
結果として行き止まりの駅になっているため、列車の前で撮影出来るのはちょっと面白い。
発車すると、逆方向に走行開始(つまり、駅で一回目のスイッチバック)。
入ってきた線路を進行方向左手に見ながら、真っ直ぐバックする。
すぐに行き止まりとなるので、ここで二回目のスイッチバック。これで進行方向は元通り。
今度は、進行方向左手にあるループ線に入る。
#丁度ジグザグに進んでいる感じ。
ループはそれなりの勾配になっており、途中で眼下にちっちゃく大畑駅が見える。
(ここでもちゃんと停車してくれる。)

次は矢岳駅。
駅構内には、蒸気機関車D51 170が展示されている。
駅の南はすぐに宮崎県との県境となっている。
発車するとすぐに矢岳第一トンネルに入り、抜けると進行方向左手に日本三台車窓の一つと言われる矢岳越えが広がる。
春霞がかかっていたものの、なかなかに美しい。
(勿論、ここでもちゃんと停車してくれる。)

最後は真幸駅
ここでも大畑駅と同様、駅に入る前に一回、駅でもう一回、ジグザグにスイッチバックする。
縁起のいい駅名なので、入場券に人気があるらしいが、周辺は土石流に見舞われたり、災難の多い地域らしい。
駅構内にも、実際に流れ込んできた、重さ8トンの山津波記念石が残されていた。

そして吉松に到着。
駅前には、蒸気機関車C55 52が展示されている。
ちなみに、ここまで1時間半弱掛かったが、観光ポイントや駅で必要以上に止まらなければ、1時間ほどで行ける気もする。
でも、完全に観光で成り立っている路線なので、そういう訳にもいかないんだろうね…^^;

ここでも1時間弱の待ち時間があったので、駅前の温泉に入って軽く時間を潰す。


15:45 吉松〜(JR肥薩線(隼人行))〜隼人 16:37

吉松〜隼人間は、青のラインカラーの一両編成で、非常に古い列車。
中には灰皿のあった跡が残っていたり、扇風機が付いてたりする。
#函館でも同じ列車を見た気がする…

ここでおやつに買っておいた栗んとうを頂く。
結構淡白な味わいだがカリッと歯触りが良く、結構ヤミツキ系。


16:39 隼人〜(JR日豊本線鹿児島本線(鹿児島中央行))〜鹿児島中央 17:18

隼人〜鹿児島中央間は、吉松〜隼人間と同型の二両編成…と思われるが、かなり混雑していたため詳細は不明。
景色などもほとんど楽しめなかった。


17:47 鹿児島中央〜(JR鹿児島本線(川内行))〜川内 18:40

鹿児島中央からは、直接宮崎に向かわずに川内方面に寄り道。
というのも、鹿児島本線の八代〜川内間は第三セクター肥薩おれんじ鉄道に売却されているので、青春18きっぷだけで川内に行くには鹿児島中央(厳密には鹿児島)から行く必要があるため。

鹿児島中央〜川内間は、CT(Commuter Train)のシンボルマークが目立つ新しい列車で、二両編成。
座席が少ないパーツ数で快適に座れるように作ってある等、合理的な内装が印象的。

時間的にまだ外の景色は見えたが、特筆すべき点のない都市近郊といった感じ。

川内駅では名物のちんこだんご(上新粉のだんご)が少し気になったが(名前的にw)、残念ながら販売終了していた。


19:00 川内〜(JR鹿児島本線(鹿児島中央行))〜鹿児島中央 19:48

行きに乗った列車で、そのまま鹿児島中央まで折り返し。

鹿児島中央では1時間強の待ち時間があったので、駅を出て徒歩10分ほどの黒かつ亭で晩飯。

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上ロースかつ定食を注文(1,590円)。
黒豚の上ロースかつに、ライス、豚汁、キャベツ、小鉢、漬物と金額から考えるとあり得ないボリューム。
#しかもランチタイムだと、さらに安くて、何と1,100円!
味も、脂身が柔らかく濃厚で、ロース好きには堪らない逸品。
私はどちらかというとヒレ派だけど、大変美味しく頂けた。
三度目の鹿児島で、やっと満足する黒豚を食うことが出来た^^b


21:04 鹿児島中央〜(JR鹿児島本線日豊本線(宮崎行))〜宮崎 23:37

鹿児島中央〜宮崎間は、鹿児島中央〜川内間と同型。

景色を楽しむような時間でもないので、2時間半延々とDSで時間を潰す。

宮崎駅から徒歩15分ほど離れたシティホテルカイトに宿泊。
事前予約していたこともあり、シングルで3,000円。
部屋の広さや内装は至って普通。


本日の交通費は、5880+910+910+2420+800+500=11,420円のところを2300+800+500=3,600円。