ホテルで朝風呂を浴びて、朝食バイキングを頂いて出発。
今日からやっとひがし北海道フリーパスを使用して、本格的にJR旅の開始。
08:57 釧路～(釧網本線快速しれとこ摩周号(網走行))～知床斜里 11:11
早速快速しれとこ摩周号に乗り込み…と思ったら何故か停まっているのは流氷物語号。
車両入替えになっているそうだが、ちゃんとオホーツクに消ゆコラボのヘッドマークも付いていた。
とりあえず写真撮影して、進行方向左側の座席を確保。
遠矢駅～標茶駅あたりまでは、釧路湿原国立公園のエリア。
一面の銀世界だが、エゾシカやタンチョウの姿もちらほらと。
美留和駅は、駅舎に古い車両を再利用しており、なかなか可愛らしい。
このへんまで来ると、釧路湿原とはまた植生が変わり、また違った雰囲気。
この列車は網走まで行くが、流氷物語号に乗りたいのであえて知床斜里駅で乗換え。
11:30 知床斜里～(流氷物語2号(網走行))～網走 12:30 (4160円)
向かいのホームで待っていたのは…あれ？流氷物語号じゃない？一両編成だし…
どうやら、こっちの車両も入替えになってるもよう。
(ただ、こいつが普段しれとこ摩周号として走っている車両なのかは不明。)
ヘッドマークは付いてないものの、サイドの行先表示板はオホーツクに消ゆコラボのものだった。
そそくさと乗り込むも、1両編成ということもあり、海側の席は全て指定席。
仕方が無いのでまた進行方向左側の座席。
一応特別列車扱いなので、地元のボランティアの人達がガイドしてくれるもよう。
発車して、隣の止別駅までの区間が一番海がよく見える区間だそうで、早速見えてきた…と思ったら、海岸線まで一面の流氷！
これはなかなか壮観な眺め。
こんな感じが網走までずっと続くのかと思いきや、次に海が見えたタイミングでは、流氷は遥か水平線の向こうのほうまで離れてしまっていた。
斜里から網走までそこまで距離があるわけでもないのに、随分と変わるもんなんだな。
途中の浜小清水駅では、JRの駅と道の駅が合体しているようで、停車時間も確保されていたので覗いてみる。
なんだこりゃスティックなるものがあったので買ってみたり。
たこの柔らか煮、揚げかまぼこ、揚げ芋が1本の串に刺さっていて、500円だった。
網走で下車。本来は4160円。
網走駅からはバスでおーろら号の乗り場となる道の駅まで行こうかと思ったが、微妙に時間があるのと、丁度中間の位置にあたるお店でお昼を頂こうかと思っていたので、歩くことに。
幸い天気も良く、道は圧雪状態で意外と歩きやすい。
酒菜亭 喜八でザンギ丼を頂く予定だったが、夜のみでランチ営業はやってなかったもよう。
仕方が無いので、結局道の駅まで歩く。
道の駅のレストラン、フードコート キネマ館で昼食。
こちらにもザンギ丼はあったようで、網走ザンギ丼(900円)を注文。
ザンギ丼とは言っても、鶏の唐揚げではなく、鱒の唐揚げがトッピングされた丼ぶりで、物珍しさも手伝ってなかなか美味い。
その後、14:00からのおーろら号に乗る予定だったが、本日は突発でサンセットクルーズ(16:30)があるもよう。
窓口でサンセットクルーズに変更出来ないか聞いてみたところ、OKとのことだった。ラッキー。
思いがけず2時間半も空いてしまったので、何処か時間を潰せるところが無いか観光案内所に聞いてみたところ、近くにモヨロ貝塚館というところがあるとのことで、行ってみる。
古墳時代の頃に独自の文化を築いていたモヨロ人(オホーツク人)の遺跡で、その存在を初めて知ったということもあり、なかなか興味深かった。
道の駅まで戻ってきて、まだ時間があるので、隣にある流氷硝子館も覗いてみる。
工房でのガラス制作体験や、工房で制作したガラス製品のお土産を購入出来るところだが、一番気になったのは販売品のクリオネ水槽で飼っていたクリオネだったりｗ
＃ちなみに、クリオネは販売していないらしいｗ
再度道の駅に戻り、サンセットクルーズのチケットを購入。
ちなみに、通常のクルーズとサンセットクルーズでの価格差は無く、大人1人で3500円。
案内があるのかなーとぼんやり席で待っていたら、いつの間にか入場列が形成されていたので慌てて並ぶ。
外に出ても流氷は全く見当たらなかったが、ちゃんと流氷のあるエリアまで移動してくれるもよう。
出航して暫くすると、ぽつぽつと流氷が見えてきた。
次第に流氷の数は増えていき、気が付けば一面流氷の中に。
おーろら号が放つライトアップも、なかなかに妖しくも美しい。
＃流れてくるBGMが南極物語だったのは、なんか安直過ぎて変な笑いが出たがｗ
スマホで写真や動画を取りまくっていたが、氷点下ということもあり、みるみるうちにバッテリーが無くなっていく。
途中からは、モバイルバッテリーを繋いだままで撮りまくっていた。
その後、晩飯を食う予定の網走ビール館もやっぱりホテルとの中間地点あたりなので、また歩く。
雪が降り始めていたので、ちょっと視界は悪い感じ。
程好く疲れた頃に網走ビール館に着いたが、どうやら一杯で待たないといけないもよう。
父親が待つのを嫌がったので、結局ホテルのレストランに行くことに。
休憩無しで歩くのはキツかった…orz
ひとまずホテルにチェックインしてから、1Fにあるレストラン・オーロラへ。
夕食や朝食をつけた場合はここで食べることになるようだが、素泊まりなので実費で。
私はモヨロ鍋と刺身の定食を頂く。
モヨロ土器をイメージした鍋ですり身や貝類を煮るもので、まぁまぁ美味かったが…あんまり貝好きじゃないからな…ｗ
今晩の宿は網走ロイヤルホテル。
価格は3人で13500円と今までよりロイヤルだが、クォリティは一般的なビジネスホテルと同じくらい。
大浴場はまぁまぁ気持ち良く、すっかり温もったので氷点下のベランダで涼んだりもした。
